sotsugyou_omedetou_boy




どうもヤジキタです!

昨日は雪組トップスター彩風咲奈のラストデイでしたね!

いつもながら仕事が休みじゃなかったので配信すら観られていませんが…(いつも配信の日って休みにならんのよね…😢)

まぁ滞りなく卒業していったという事で安心しておりますが、
今回は彩風咲奈卒業にあたって色々と回想というのか、思い至る事を書きたいと思います。








やっぱり書きたいのは、
「そもそも彩風咲奈のトップ就任は2021年というタイミングで良かったのか?」
という話ですね…


雪組の超御曹司として4回の新人公演主演を託されて早期にもトップになると思われた彩風咲奈でしたが、蓋を開けてみれば研15という全体としてはかなり遅いタイミングでの就任に…

それに若い頃から抜擢されてきた超御曹司でありながらも、必ずしも大人気トップとは言えず、任期も6作という微妙なものになってしまった…



やっぱり長年雪組のファンだった者からすれば、
「音月桂がもし4作で辞めていなかったら、彩風咲奈はもっと早くトップになれていたのだろうか?」
という疑問を抱かざるを得ないのである…


彩風咲奈同様に雪組の超御曹司かつVISAガールとして多大な期待を背負ってトップに就任した音月桂だったが、100周年を目前にして、悲しいかな色々な事があり過ぎて僅か4作にてフェードアウトするという緊急事態に…

音月桂時代には未涼亜希や夢乃聖夏といったほぼ別格勢に頭を抑えられながらも、彩風咲奈は既に若手のホープとして頭角を現しており、1期違いの彩凪翔と共に音月桂体制下で次代の路線スターとして躍進していくはずだった(と思う…)


しかし音月桂が僅か4作で退団、後継に選ばれたのは2番手を4作務めた早霧せいなではなく、花組から緊急招集され落下傘してきた壮一帆だった。


壮一帆は、
元々は花組配属だったが後に雪組に組替えし、そこで初新人公演主演を経験した経歴から、ほぼ雪組の生え抜きと言っても差し障りない存在だったのだが、結局は音月桂に押し出される形で花組に出戻り、春野寿美礼や真飛聖、蘭寿とむの下で悶々としたポジションに甘んじ、ぶっちゃけトップは厳しいと思われていた別格路線寄りなスターだったんですよね…


何故100周年トップスターに早霧せいなではなく、壮一帆が選ばれたのかは未だによく分からないが、当時の早霧せいなの技量ではまだ無理との判断から壮一帆を呼び戻す事にしたのだろう。

音月桂の任期が元は何作を予定していたのかは分からないが、100周年の軸にするはずだったと思うので、少なくとも8作くらいは予定していたと思う。

壮一帆は3作ながらも100周年のトップスターとして任期を全うし去っていったが、結果的には壮一帆が繰り上げのない落下傘だったが故に、この間に2番手早霧せいな以下の番手に大きな変動は無く、彩凪翔や彩風咲奈の番手も動く事が無かった…

壮一帆自身そもそも、そこまでの人気スターではなかったので(人気スターだったら、そのまま花組で上がれたよね…笑)、
別格ながらも人気はあった未涼亜希や、別格路線の夢乃聖夏を切るに切れなかったんだと思う…


壮一帆と共に未涼亜希が去り、早霧せいなお披露目で夢乃聖夏が退団した事で、やっと彩凪翔・彩風咲奈の番手が3番手・4番手にランクアップしたものの、
音月桂が壮一帆の3作分までしっかりと任期を務めていたら、この辺りの番手のステップアップはもっとスムーズに進んでいたのではないかと思ってしまう…

早霧せいなだって音月桂からストレートに引継ぎがなされただろうし、音月桂最終盤くらいで彩凪翔と彩風咲奈をダブル3番手くらいにする構想だったのではないかと想像したくなる…


こうした若手の育成が上の世代のゴタゴタで滞ったが故に、早霧せいなの代になると今度は2番手を務められるスターが居なくなり、再び花組から望海風斗を2番手で招聘する事態に繋がったと思われる。


この状況って、
現在の花組もとい少し前の花組にそっくりで、水美舞斗と永久輝せあの抗争が思いのほか長引いた事により聖乃あすか以下の若手の育成が滞った状況そのものって感じなんですよね…
(VISA…黒幕かな?笑)


実際に彩風咲奈がトップになるまでには、
音月桂4作
壮一帆3作
早霧せいな5作
望海風斗6作
の4+3+5+6=18作を要したが、

個人的には音月桂が当初の想定任期を全うしていれば、
音月桂9作(か10作)
早霧せいな5作
の9+5=14作(15作)くらいで、早期に彩風咲奈にバトンタッチできたのではないかと妄想してしまう…

もちろん彩風咲奈が順当にトップになれたかは分からないし、壮一帆や望海風斗が雪組にもたらした物は、かけがえのないものだったとは思うが、
なんとなく短い任期のトップが乱立した事で、彩風咲奈という御曹司の育成に失敗とまでは言わないが成功したとも言えない結果に繋がってしまったように思う…

特に望海風斗の存在は彩風咲奈の人気に大きな影響を与える存在になったのではないか…


早霧せいなという歌えないトップから、超歌ウマトップ望海風斗へという巨大な変革をもたらした事で、
逆に望海風斗→彩風咲奈へ移行する際にポジティブな意味での大きな変化を演出する事ができなかったのも彩風咲奈のトップとしての人気に強く作用したように感じる…


必ずしも器用なスターとは言えなかった早霧せいなから、何でもこなせる彩風咲奈へストレートにバトンが移っていたら、果たして彩風咲奈の人気はどうなっていたのか非常に気になる所である…


更に言えば、
彩風咲奈の長い雌伏の期間は、すなわち同期の芹香斗亜のトップ昇格にも大きな作用をもたらした事は明明白白である…

芹香斗亜の8年にも渡る異例の2番手ステイの原因は彩風咲奈のトップ就任待ちによるものが最大の要因だと思うので、
彩風咲奈の育成及びステップアップがもっと早く進んでいれば、芹香斗亜がこんなにも2番手でステイされる事も、もしかすれば宙組へ行く事も、例の事件が起きる事もなかったのかもしれない…


そう考えると音月桂の早期退団がもたらした影響というのは、雪組だけに留まらず、多くの組、多くのスターに影響を与えたのではないかと考えてしまう…

とはいえ100周年前後はそもそもどの組でも人事に問題を抱えており、
花組の壮一帆処遇問題、
月組の龍真咲&明日海りおダブルトップ問題、
雪組の彩吹真央2番手切り&音月桂早期退団問題、
星組の涼紫央処遇問題からの紅ゆずる&真風涼帆ダブル2番手問題、
宙組の緒月遠麻&悠未ひろ&朝夏まなとトリプル2.5番手問題(笑)、

などなど安定しているように見える組でも何かしら人事に不安が垣間見える状況だったので、全ての物事が音月桂問題に直結しているとは思えないが、
それでも音月桂早期退団が多くの事象の起爆剤になったのは間違いなさそうである…



と、まぁ彩風咲奈の話から音月桂の話になってしまっているのは重々承知だが(笑)、
彩風咲奈がもし音月桂という優れたトップスターの下で帝王学を学んでいたら、今頃どんな姿を見せてくれていただろうかと妄想せざるを得ないのである…

まぁしかし、過ぎた事を嘆いても生産性が無いので愚痴るのはこれくらいにしたいと思う。


彩風咲奈が何を雪組にもたらしたかは、今後はっきりと見えてくるものだと思うが、取り敢えず今はお疲れ様です、と言いたい。

IFストーリーという妄想が広がりやすい宝塚とはいえ、音月桂のファンだった人間として、音月桂→彩風咲奈→永久輝せあという雪組御曹司リレーが失敗だったのではないかと言われるのも癪なので(笑)、縣千や華世京には今後雪組の御曹司としての意地を見せてもらいたいと思う!
(もちろん永久輝せあにも…🥺)

彩風咲奈のディナーショーにて縣千も華世京も彩風咲奈から何かしらのものを授けられたと信じて、今後の雪組の展望を見守っていきたいと思いますね!


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