kyusyougatsu_toufuku



どうもヤジキタです!

今回は昨日の凪七瑠海についての記事の続編となります!








まず凪七瑠海と台湾公演について語る前に1つ注意しておきたい事がありますが、
個人的にはジェンヌのルーツとか本名とか実家とかのプライベートな部分ってほぼ興味がなく、あくまでも宝塚舞台の世界だけで論評や評価を行っている事をご理解頂きたい。

その上で凪七瑠海と台湾(中華民国)との関係を推察したいと思います。


まず凪七瑠海と元ジャニーズ・マリウス葉が親戚である事は周知の事実でありますね。

それはマリウス葉の母親である元タカラジェンヌ燁明と凪七瑠海が従姉妹だからというのも世間に公表されている事であります。

そして星組の伝説的トップスター鳳蘭とマリウス葉が遠い親戚である事もTV等で公表されている事実です。

さて、マリウス葉(燁明)を挟んで凪七瑠海と鳳蘭にも繋がりがある事がご理解頂けますね?(2人が親戚関係になるかは不明)


鳳蘭といえば元々は中華民国国籍を持ったいわゆる華僑出身の人でございます。
(現在は日本国籍)

華僑というのは中華民国並びに中華人民共和国にルーツを持ちながら、他国に移り住み独自のコミュニティを築いた人々の事を指します。

日本では横浜や神戸にも中華街がありますが、特に貿易港神戸の華僑には比較的裕福な家庭が多く存在しているともされます。

それもあってか関西財界にも影響力を持った華僑出身者が多く居るとされます。

鳳蘭も神戸出身で実家はかなり裕福だったとか。

こうした背景から神戸出身のタカラジェンヌには華僑をルーツにした人も少なからずおり、マリウス葉の母・燁明も恐らく華僑をルーツとしたタカラジェンヌであります。
(公表はしていませんが神戸中華同文学校という華僑系の学校出身であります)


さて、色々と点と線が繋がってきましたね?

華僑コミュニティの繋がりは我々が思うよりもずっと深く広いものであり、
鳳蘭↔燁明↔凪七瑠海という繋がりも偶然なのかもしれないが偶然ではない可能性が高いと考えざるを得ない。

東京出身の凪七瑠海が華僑出身という明確な情報は無いが、芸名の名付け親が在日華僑出身の作家・陳舜臣である事は過去のインタビュー記事で明らかになっている。
(ちなみに陳舜臣も神戸出身である)

これらの事柄を推察すると凪七瑠海自身も華僑にルーツを持っている事が強く伺える。

ちなみにカチャ様初の単独東上主演作品は『蘭陵王』という古代中国を舞台にした作品である。


別に華僑だからどうとか、実家が裕福だからどうと言うつもりで書いているのではなく、あくまでも客観的な話をしているだけなのであしからず。

華僑でなくても過去には安蘭けいのような在日コリアン出身者も居れば、音彩唯や龍季澪のようなアメリカにルーツを持つスターも宝塚には多くいるので、
華僑だから云々などと言うつもりは毛頭ない。

日本人のジャンヌだって、
実家の太さが本人の立場を必要以上に底上げしている例も多々見受けられる訳なので、その辺の事はこの世界では御愛嬌なのである(笑)



さて、
本題の凪七瑠海と台湾公演についての話に移りましょう。

過去には北京や上海、香港といったいわゆる大陸側での公演も行ってきた宝塚歌劇団でありますが、
最近は反日思想激化や習近平政権の外国文化取締強化、香港民主化崩壊に伴い大陸側での公演は全く行われず、
その代わりに台湾(中華民国)での公演に力を注いでいるように見える。


台湾での公演は過去3回あるのだが、
2013年星組・柚希礼音
2015年花組・明日海りお
2018年星組・紅ゆずる
というラインナップである。


ここからは(ここからも…笑)全くの妄想なので話半分に聞いて貰いたいのですが、
この日付ってなんかピンと来るものありませんかね?

先日書いたカチャ様の履歴を改めて詳細に書いてみましょう。


2003年:歌劇団に入団、宙組に配属
2009年:月組『エリザベート』に特出
2009年:宙組にて初新人公演主演
2010年:初バウ主演
2013年:月組へ組替え
2014年:美弥るりかとのW東上主演
2015年:専科特別公演にて轟悠の相手役(ヒロイン)を務める。
2016年:専科へ異動
2017年:星組大劇に専科異動後初の特出をする。『ベルリン、わが愛』
2018年:引き続き星組別箱に特出する。『うたかたの恋』
2018年:花組特出にて東上公演『蘭陵王』を初単独主演

と、こんな感じになっていますが、どうですかね?

上の台湾公演との日程と照らし合わせてみましょうか。


2013年星組公演の前後には、
滅茶苦茶な番手事情の宙組から脱出させて貰い、その後月組にてダブルながら東上主演を貰う。

2015年花組公演の前後には、
専科公演でヒロインを務め、これまた滅茶苦茶な人事模様だった月組から専科へと脱出させて貰う。

2018年星組公演の前後には、
専科生として星組作品への特出を果たし、更に初の東上主演を貰う。


なんとなく無関係とは言えないような雰囲気ありますよね…(笑)

全国ツアーとかもそうだけど、昔からこういう興行界隈には地方のヤクザやらが絡んで来て金を無心しに来たり、地方の商工会等にに手回ししたりしないといけなかったりと、様々な闇…もとい手間が存在する訳だが、そうした輩を抑え込む為にも地方の有力者による協力等が必要となってくる…(チケット捌きも当然ある)

それは台湾等の海外公演でも一緒なんだと思う…(特にアジアはね…笑)


こうした海外公演を成功させる為にも日本在住の華僑コミュニティの協力は不可欠だろうが、そことのコネクションを繋いでいるのが、まさにカチャ様なのではないかと想像してしまう。(妄想ですよw)

成功報酬とか論功行賞とか言うつもりはないが、劇団がカチャ様を決して無下に扱わない理由はこの辺に理由があると考えている。
(もちろん全く関係ない可能性もありますよ!)


だからといって本人を台湾公演に参加させるでもなく、トップにもする訳では無い辺りは様々な思惑や摩擦も垣間見られる訳で、必ずしもこの妄想が正しいとは限らない。

ただ、やはり諸々の事実と想像のピースをはめていくと、全く無根拠とは言えないような気もする。


さらに言えば、
華僑と言っても一概にみんながみんな一致団結している訳ではなく、
大陸系の中でも中国共産党体制系から民主派系も居れば、
台湾系の中でも中国共産党寄りの国民党系から独立志向の民進党系まで存在し、必ずしも一枚岩ではない。

それは日本の華僑界隈でも同様だろうから、カチャ様周辺のラインが台湾系とも限らない話ではある。

ただ日本の場合は比較的台湾系(中華民国系)の華僑も多いのは事実である。

かつては一つの中国を掲げて大陸系も中華民国系(台湾系)も一致して華僑コミュニティを支えていたフシもあるが、
天安門事件を機に非共産主義や、一つの中国を否定する動きの活性化もあって、いま現在はコミュニティが分裂しているのは間違いない。


この辺は全くの妄想なので適当に受け流して貰いたいのですが、
それでも今の日本にも華僑コミュニティの影響力はそれなりにあると考えております。




しかし、そんなカチャ様も遂に退団となる訳だが、
今年のカチャ様の活躍は目を見張るものがありましたよね。

年始には外部公演『テラヤマキャバレー』に出演、
続いてベルサイユのばら50周年記念公演『ベルばら50』に出演、
更にバウ公演『39Steps』を主演して、
年末(と25年年始)にはサヨナラショー付きでの退団を予定している。


大劇場で2番手を経験していないにも関わらずサヨナラショーが組まれるという事は当然今公演では正2番手扱いを受けるに違いないでしょう。

それにしても非常に手厚い餞別ですよね。

これが本当に餞別の意味だけなのか?

或いは上記で書いたように4度目の台湾公演が決まった事への感謝も込めたものなのかもしれない、とも考えられませんかね?


星組の次期別箱&次期娘役トップが全く出ない中で様々な憶測が飛んでおりますが、
個人的には礼真琴には台湾公演を行って欲しいという想いが強いです。
(3回中2回帯同している唯一のスターですからね)


大型コンサート→退団公演という見方も強まりつつありますが、
カチャ様というコネクションが無くなる前にもう1度台湾公演が実現しないのか非常に気になります…


凪七瑠海という不思議な存在、それでも組織には必要とされた重要なスターが去る事で、今後宝塚歌劇団にどのような影響があるのか、ないのか?

様々な想いが頭を巡る退団発表でございました。


色々と妄想強めな記事になっちゃいましたが、別にネガティブな意味で書いたわけではないんですよ!

見方によっては特権的とか特別扱いとか言われそうだが、
カチャ様自身が宝塚の男役というものを愛し、そして極めようとする姿勢を見せ続けているので、ただ利権にぶら下がっているだけの人とは違うんです!(笑)

個人的にはトップになった姿も見たかったんよな…🥹


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