どうもヤジキタです…
今回は先日退団が発表されました凪七瑠海というスターに関して思う所を述べたいと思います…
専科 退団者のお知らせ
2024.08.11
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
専科
凪七 瑠海
2025年1月19日(花組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
兎に角、凪七瑠海というスターは昔から本当に不思議な存在なんですよね…
宙組のいち男役(新公未主演)だったにも関わらず、2009年には瀬奈じゅん率いる月組の『エリザベート』にてシシィ役を任されるという異例、というかガチ謎の大抜擢をされる(笑)
その後、月組に行くでもなく、娘役に転向するでもなく、宙組に戻って直ぐに新人公演主演からのバウ主演を務め、晴れて路線の仲間入りをしたものの、
その後はなんとなく同期の七海ひろきとニコイチというのか持ちつ持たれつな関係という感じで時は流れ、2013年には月組へ異動へ。
当時宙組ではトップの凰稀かなめと同期の緒月遠麻の実質ワン・ツーコンビに、一応2番手のはずの悠未ひろと、一応3番手のはずの朝夏まなとが謎の誤魔化しブロックを受けて、更にその下の蓮水ゆうや・凪七瑠海・七海ひろきは最早何番手とカウントすべきかも分からない状況でした(笑)
悠未ひろ・朝夏まなと・緒月遠麻のトリプル2番手のようなカオスな状況から脱出を図るが如く凪七瑠海は、同期の月組準トップ明日海りおが花組へ去った後の単独トップ龍真咲率いる月組へと異動になるが、
既に月組には同期の美弥るりかが星組からやってきており、更には星条海斗・沙央くらまという路線スターがおりながらも、専科から北翔海莉が2番手として特出してくるという、宙組同様これまた異常な番手模様の状況に放り込まれる事に…
てか、この時期は100周年を前にして、本来は顔にしたかったはずのVISAガール音月桂が100周年を前にまさかの4作で強行退団したりと、歌劇団自体が非常にカオスな状況に陥っておりました…
結果的に月組に来たものの番手は上がったのか、下がったのかはよく分からなかったが、それでも後に沙央くらま・星条海斗を専科送りにして、美弥るりかとのダブル2番手になるかと思いきや…そう都合良くはいかなかった…
星条海斗・沙央くらま・美弥るりか・凪七瑠海という80台期の路線スターがおりながらも、結局2番手に選ばれたのは94期の珠城りょうでした…
沙央くらま以外は新人公演1回勢だったとは言え、まさかの若手(当時は)大抜擢を受けてなのか、沙央くらまを皮切りに星条海斗、そして凪七瑠海も揃って専科へ異動するという、これまた異常事態に…
瀬奈じゅんシシィ(彩輝直体制下)→カチャ様シシィ→準トップ明日海りおと来て、闇の月組人事極まれりという様相でしたよね…(笑)
そして唯一月組に残った美弥るりかの顛末はご存知の通りである…
それが2016年の事になるが、
そこから現在まで凪七瑠海は専科の顔として各組に特出し続けている訳だが、
結果的に凪七瑠海は古巣だった宙組と月組へは専科生として特出する事はついぞ無いまま今回の花組にて退団する事となりそうである…
いわゆるスター専科(新公主演経験者)にも2種類おりまして、
専科へ行っても古巣に特出する人と、古巣へは絶対に特出しない人が居るんですよね。(笑)
例えば沙央くらま・星条海斗・紫門ゆりや(現花組副組長)は、いずれも専科に籍を移した後も古巣の公演への特出を経験した。
(沙央くらまは元々の古巣雪組へも特出した)
一方で北翔海莉・華形ひかる・凪七瑠海・愛月ひかるは専科生として1度も古巣の舞台へ足を運ぶ事は無かった。
(北翔海莉は元々の古巣月組へは特出したが、宙組へは特出しなかった)
恐らくだが上の3人は組の状況を鑑みてもトップになる芽は無く専科へ行く事自体本人もある程度納得していたパターン。
下の4人はいわゆる路線落ち状況での異動であり、本人も決して納得して専科へ行く訳ではないという喧嘩別れの状況だったと個人的には見ている。
(愛月ひかるは専科期間が短かったのでなんとも言えないが…まぁ納得はしてないよね…)
水美舞斗と瀬央ゆりあも下の分類かな…一応…
特に凪七瑠海はトップ・オブ・トップ轟悠(19年間)に次ぐ約8年もの間専科に居ながらも2つの古巣へは決して特出しなかった辺りを見ると、その怨みは想像以上に深かったのかもしれない…
(まぁ宙組も月組も酷い人事だったからね…笑)
と、まぁここまで一連の経緯を書いたものの、本来書きたい事に辿り着く前に分量が多くなりすぎてしまいましたので一旦ここで切らせて下さいませ!(笑)
次回は凪七瑠海と台湾公演についてのエトセトラについて書きたいと思います!
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