animal_kujaku



どうもヤジキタです!

宙組の『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』も順調に公演を重ねて、早くも大劇場は残り半分となりましたね。

今回の公演の最大のサプライズといえば、瑠風輝の3番手羽根かな?
と思うのですが、
久し振りに退団の餞別以外で3番手羽根を背負ったスターが出ましたね!

雪組全ツ『ガートボニート』では一応縣千がアンバサダー最速で3番手羽根を背負いましたが、大劇場ではまだ背負えてはいませんね。
(次期『ベルばら』も、そもそも全員羽根無しの可能性濃厚)


大劇作品の直近だと花組『The Fascination(ザ ファシネイション)!』にて、
水美舞斗と永久輝せあがダブルで3番手羽根を背負いましたが、
次の『Fashionable Empire』では水美舞斗が正式に2番手に昇格し、永久輝せあは3番手羽根のままでした。

しかし、
その次の『ENCHANTEMENT』では何故か永久輝せあの羽根が消えたんよね…







それ以前だと、
宙組の桜木みなとも2019年『アクアヴィーテ』で3番手羽根を背負ったが、『アナスタシア』(1本物なので羽根無し)を挟んだ『Délicieux』も羽根は継続だったが、
『NEVER SAY GOODBYE』(1本物で羽根無し)を挟んだ『カプリチョーザ』からは、永久輝せあ同様に消えてしまったのである…


だからといって2人ともステップアップが頓挫したという訳でもなく、順調に番手は上がっているものの、どういう基準で付け外ししているのかは全く持って不明なのである…



さて今回の瑠風輝の3番手羽根が何を意味するのかを巡って様々な憶測が噴出しておりますが、一体何を示唆しているのでしょうね?

所詮憶測ですが、
4つの理由が想像できると思います。
  1. 宙組内でのステップアップが決定
  2. 宙組以外の組へ異動の為の守り刀
  3. 近々卒業するので餞別
  4. 消えた別箱主演へのごめんね
まぁ、だいたいこんな所ですよね。


それでは1つずつ考えてみましょうか。

1.は芹香斗亜→桜木みなと→瑠風輝のトップ人事の流れを確実にする為の動きにも見えるが、
一方で捻くれた見方をすると桜木みなとが2番手で退団する流れを見越したモノにも取れなくない。(あくまでも可能性の1つですよ…)

桜木みなとも遂に朝美絢にも抜かされてしまい、95期勢の中では最後尾を新公1回の水美舞斗と争う所まで勢いが停滞してしまった。

普通に考えれば芹香斗亜の次が回ってくるのは時間の問題なので、ここで諦める必要は無いと思うが、今の宙組では何が起きても不思議ではないので、一応可能性の1つとして記しておきたい。



そして2.だが、
今や各組で番手を上げる100期御三家やアンバサダー達への蓋ができるほぼ唯一の存在なのが、この瑠風輝である。

2桁期の現2番手を除く東上主演者は瑠風輝と専科3人衆のみであり、ある意味フリーに動ける(動かせる)ジョーカー的な存在でもある。

こう言っては申し訳ないが、
100期御三家3人は、ちょうどコロナもあって若手→中堅に移行するタイミングで競争らしい競争も無いままに現在の地位に上がって来てしまったので、
実力や人気の面でイマイチ不安が拭えないように感じる。

極美慎はまだ暁千星が上に居るので暫くは修練の時間もあるが、
聖乃あすかや風間柚乃はそろそろ責任を背負わねばならない局面に入りつつある。

2人の東上公演の規模や日数を見ていると、劇団もその辺りについては全面的な信頼までは置いていないように感じる。

なので一端、瑠風輝を挟むというのも充分に考えられると思う。

ただし…いざそうなると何処へゆく?
となるのだが、これがまた難しい…

同期の暁千星が居る星組は無いし、身長の関係上雪組も無さそう。

残りは花か月となるが、
月には水美舞斗が行きそうな雰囲気が漂い、残りは花のみ…

仮にVISAガールの永久輝せあの下に2番手として付く事ができたとしても、永久輝せあの任期を考えると、それは正しく永久輝せあ→聖乃あすかへの繋ぎの中の一片とされかねない…

かなりに茨の道になりそうだが、
宙組のままで芹香斗亜→桜木みなと→と来て本当に瑠風輝にトップの座が巡ってくるのかは正直未知数である…

割と進むも地獄、引くも地獄な八方塞がり的な雰囲気もあるのだが、
果たして残るが吉か、動くが吉か。



3に関しては書いたものの、

それならその時に背負わせれば良いじゃん!

となるので、まぁ無いね(笑)



そして4だが…

そもそも風色日向主演の『MY BLUE HEAVEN -わたしのあおぞら-』が2月に滞りなく公演されていたら、この枠は誰が担当するはずだったのだろうか?

桜木みなと3回目東上?
瑠風輝2回目東上?
鷹翔千空2回目バウ?
亜音有星初バウ主演?

どれもイマイチしっくり来ないのだけど皆様的には如何だろうか?


芹香斗亜が2作目を終えた段階で桜木みなとが3回目の東上、というのはやや早すぎやしないだろうか?

亜音有星もずっと休演していて、復帰早々バウ主演するかな…?

鷹翔千空の2回目もあったかもしれないが、アンバサダー風色日向の事を考えると、うーん…


とは言え瑠風輝が2年連続で東上主演するとも思えないが、
他に誰か居る?
と聞かれると瑠風輝しか思いつかないんよな…

ただ、
元々バウ→改バウなら分かるが、
元々外部箱→改バウという組み直しは相手方の劇場都合も含めて可能なのかは分からない…

関西はドラマシティかバウでほぼ実家だから何とでもなるでしょうが、東京はどうかね?
(キャンセル料を払えば問題は無さそうだが果たして…)


もしかすると2回目主演をさせてから他組に送り出すつもりだったが、それが消えた(組替え予定で後ろ倒しに出来ない?)ので、せめて羽根だけでもという想いか?



いずれにしろ、
羽根を背負えた事自体は喜ばしい事ではあるのだが、
いかんせん最近の3番手羽根は、強いから背負うのか、弱さの誤魔化しで背負わされるのか(人気うんぬんではなく路線としてトップが確約されているのか?という意味)、よく分からなくなってきてるんですよね…

永久輝せあは元より、桜木みなともトップは確定していると思うので、
このまま行けば瑠風輝もいずれはトップに手が届くのかもしれないが、果たして何処の組での事になるのか?

なんだかんだ言えども瑠風輝も新公4回の御曹司なので、かなりのローペースとは言えトップは確約されているのかもしれない。


それもこれも暁千星が、我々が数年前に想像していたのとは真逆の超ゆっくりペースでのステップアップになっている事が要因だとは思いますけどね…
(わたしはもっと早くトップになると思っていましたよ…笑)

98期の超御曹司である暁千星を待っている(待たされている)事は間違いなさそうだが、諸々の事情を鑑みるとそう簡単ではなさそうな気がしますがね…

唯一、芹香斗亜の任期が短くなったのであれば…
どうかな…?


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