factcheck_man



どうもヤジキタです!

昨日の朝美絢次期雪組トップ就任&プレお披露目演目発表と併せて、
縣千の東上初主演が発表されましたね!

2024年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演/KAAT神奈川芸術劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。

雪組公演
■主演・・・縣 千

◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2024年12月2日(月)~12月11日(水)<一般前売 2024年10月20日(日)>
座席料金…全席8,000円
◆KAAT神奈川芸術劇場:2025年1月8日(水)~1月13日(月・祝)<一般前売 2024年11月30日(土)>
座席料金…S席8,300円 A席5,000円

西洋奇譚
『FORMOSA!!(フォルモサ)』
-空想世界の歩き方-
作・演出/熊倉 飛鳥

遥か彼方、東洋に浮かぶ島・フォルモサ⸺、それは西洋人にとって未知なる土地。しかしフォルモサ人を名乗る謎の男“ジョルジュ・サルマナザール”の出現によって、その印象が一変する…。
18世紀初頭、偽修道士としてヨーロッパを放浪していたジャンは、旅で出会った”最悪の神父”イネスと共に一攫千金を企む。それは、フォルモサ人修道士としてイギリスへ渡り、ロンドン主教を騙して多額の施しを受けるというものであった。二人は語学と知識を駆使して完璧な架空の国・フォルモサを創り上げ、“ジョルジュ・サルマナザール”を騙ったジャンはロンドンの知識階級のサロンに姿を現す。瞬く間に議論が巻き起こるが、二人の類まれなるペテンの才能は、イギリス大衆の心を掴んでいく。やがて、地理学者を父に持つ娘・シェリルを仲間に加えたジャンは、完全なる“フォルモサ誌”の作成に取りかかるが…。
18世紀に実在した、究極の偽書「台湾誌」。その作者ジョルジュ・サルマナザールを主人公に、その名声の高まりと顛末をコミカルに描くミュージカル作品。








えーと、
大阪万博アンバサダー5人衆のうち、
  • 花組・聖乃あすかが青年館&ドラマシティでの新作東上
  • 月組・風間柚乃がバウ&東京芸術劇場プレイハウスで再演東上
と来て、
さて縣千はどうなるかと思っておりましたが、KAAT神奈川&ドラマシティという、これぞ東上という劇場ラインナップでしたね!


劇場キャパは、
  • 青年館 1249
  • 東京芸術劇場プレイハウス 834
  • KAAT神奈川 1262
  • シアタードラマシティ 898
  • バウホール 526
となっており、
総数的には聖乃あすかや風間柚乃よりも大きな箱&一応地方の神奈川での公演を任せられたという事で、
劇団からの扱いの違いがハッキリしたニュースでしたね。

まぁ、
聖乃あすかはバウ主演2回やった上での東上ですから、
バウ主演1回のみの縣千の方が余力があるとの判断からKAAT神奈川でもイケるとされたのでしょう。

しかも聖乃あすかのドラマシティは期間が僅か3日間に対して、
縣千は10日間と非常に大きな差となりました。(風間柚乃バウは6日間)

これは縣千の出身が京都という事もあり、
関西でも相応数の客が呼べるとの判断なのですかね。
(東京は寝てても客が入るから、関西の数字が強さのバロメーターだよねw)

だだ時期が12月と、
割と客入りは良い月なので、その辺の加味も評価基準に入れないと不公平ではある。



改めて3人を並べてみると、
アンバサダーの先頭を行くのは聖乃あすかで間違いないと思いますが、
次点は縣千と言わざるを得ませんね。

この3人の違いを見ると、
風間柚乃のなんちゃって東上感が目立つ結果となり、
私がしつこくブログで書いてきたように、
風間柚乃はトップにはなれても結構待たされるタイプ、
というのが明白になりつつありますかね。
(やはり水美舞斗さんが降臨…w)



それはさておき、
アンバサダー5人の中で誰が1番人気かを測る術はありませんが、
劇団からの扱いが良いのは聖乃あすかと縣千かだな、とは常々思っておりました。


聖乃あすかは、
新人公演時代にはライバルらしいライバルも置かれず、飛龍つかさや帆純まひろといったラストチャンサーを風除けともさせぬ程度にお膳立てしながら、大人気の劇団の顔・明日海りお時代に3回の新公主演を務めた。(コロナが無ければ4回の可能性も充分にあったであろう)

しかしその後は一時の水美舞斗と永久輝せあのバトルに存在を掻き消され、大劇作品では余り目立つ役が回ってこなかった印象だが、
バウ主演はしっかりと2回(再演と新作)貰ったし、東上も1番乗りだったので、
劇団の恩寵を受けているのは間違いないはずである。


かたや縣千も若い頃から目立つポジションに配置され存在感を高めてきたが、
直近雪組の黄金期・望海風斗時代には思いのほか扱いは飛び抜けた恩寵は受けてこなかったように感じる。

望海風斗6作の任期の中で、ついぞ新人公演で望海風斗の役を託される事は無く、
唯一望海風斗時代の新公主演は『凱旋門』に特出してきた専科の轟悠の役のみであった。
(歌唱力の面でボロが出ないように劇団から配慮されていた可能性もあるが…)

一人っ子政策の雪組と言われながら、
彩海せらにまくられ気味になったり、雪組ではかなり異例のラストチャンサー諏訪さきが誕生したりと、
新人公演では圧倒的存在感を示せなかった事には違いない。

特に望海風斗退団公演『fff』の演出をした好き嫌いの激しい上田久美子女史には全くハマらなかったのか、他の路線キャストに比べると露骨に格落ち感のある役を担う扱いも受けたが、
それでも彩風咲奈時代にはその存在感は大劇作品においては不動の物となった。


しかし大劇作品での存在感とは裏腹に、
初のバウ主演はかつての月組スター桐さと実と涼風真世の実質W主演再演作品を1期下の彩海せらと組まされた挙げ句、
今回の東上主演まで約2年半もの間、主演作を充てがわれる事の無い塩漬け期間が続いた。


順当に新公主演を重ね、主演作品もしっかりと充てがわれた聖乃あすかに比べると、
王道らしい王道とは言えない道を歩んできたように感じる縣千ではあるが、
聖乃あすかとは明確に違うポジティブ要素は、やはりこの期間ずっと誰かと激しい競争をしてきた点である。


新人公演時代には1期下の彩海せらと切磋琢磨し、
彩海せら異動後は98期の綾凰華と競り合った。(ぶっちゃけ縣千勝利ありきではあったが…)

しかし綾凰華を退けた後も和希そらに降りられて、必ずしもスムーズなステップアップとは言えなかったものの、
結果的には一人っ子政策の雪組における御曹司の称号を確実に手にして、
遂に2番手に納まろうとしている。


言葉にトゲはあるかもしれないが、
劇団主導でお膳立てされたレールの上を走ってきた聖乃あすかに比べると、
これまでの激しい競争を凌いできた縣千の頼もしさは数段上にも感じてしまう。


アンバサダーの先頭を走るのは聖乃あすかで間違いないと思うが、
聖乃あすか(100期)と縣千(101期)は期が違うので、
必ずしもトップ就任の順番が固定されるとは思えない。

大阪万博終了後にはアンバサダー含めた大規模組替えも想像されるが、
永久輝せあと朝美絢の任期次第では縣千が聖乃あすかに先駆けてトップに就任する日が来るかもしれない。

個人的には、
華のあるダンサー縣千は雪組よりも花組の方が似合うとは思うのだが、
今後聖乃あすかとのトレードもちゃっかり期待はしている(笑)

まだまだ歌唱力や演技力の面では不安な面も残るが、
今回の東上主演をきっかけに、さらなる飛躍を期待したいですね!
(アンドレ大丈夫かな…笑)


 ⇩ここから宝塚ブログランキングに飛べます!
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村


最新記事はコチラ⇩

PVアクセスランキング にほんブログ村






スポンサードリンク

コメント

コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット