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どうもヤジキタです!

月城かなと&海乃美月退団公演『EternalVoice』『GrandeTAKARAZUKA110!』
東京公演がスタートして1週間が経ちましたね!

私も来週に2回観劇でMy千秋楽となりますが、
いよいよ月城かなとのラストデイも近づいて来て、一抹の寂しさを感じ始めた所でございます…


そんな中、
今回のショーのワンシーンで、
あれっ…組替えの予兆かしら?
と囁かれているのが礼華はるですよね。

私も観劇した時、
礼華はるがオードリー・ヘプバーンの『ムーンリバー』を歌う姿には哀愁と旅立ちのような雰囲気を感じましたが、月城かなと&海乃美月への餞別の歌にも思えて、近々の組替えは五分五分の雰囲気かな…なんて思っておりました。

Two drifters, off to see the world
There’s such a lot of world to see
  流れ者二人 世界へと旅立つ
  まだ見ぬ世界がたくさんある

これが本来の一部歌詞の和訳ですが、月城かなと&海乃美月への手向けの歌に感じますよね?


しかし、
蓋を開けてみれば鳳月杏お披露目『ゴールデンリバティ』の出演者一覧に名を連ねた事で、
取り敢えず年内の組替えの可能性は消えましたね。








そもそも個人的には、
礼華はるの組替えは避けられないし、本人的にも組替えした方が今後の展望が抱けると思っております。


ただ、
そのタイミングはいつか?
と聞かれると非常に難しい質問ですね…

あくまでも個人的にな想像ですが、
現状で礼華はるが月組から離れないのは1期下の彩海せらのブロック役として使いたいという劇団の思惑があるからだと思っております。


そもそも皆様!
話は少し逸れますが102期の御曹司って誰だと思いますか?

いま現在102期は全組に新公主演者が居ますが、

星組:天飛華音
月組:彩海せら
宙組:風色日向

やはりこの3人が候補だと思いますよね。


過去の例からみても御曹司とは全ての事において先頭をゆくのが常ではありますが、
102期に関しては色々と事情が複雑なんですよね…


新人公演主演トップバッターは、
2019年5月『壬生義士伝』での雪組・彩海せらでしたが、
続けざまの2019年7月には星組・天飛華音が紅ゆずる退団公演『GOD OF STARS』で主演を務めました。

少し空いた2019年11月宙組『エルハポン』にて風色日向も主演を務めましたが、
これで3人横並びで2019年に全員が主演を務める事となりました。

しかし彩海せらが先陣を務めたものの新人公演総主演数は、
天飛華音3回
彩海せら2回
風色日向2回
と別れる結果に。

ただ、
彩海せらも風色日向も新型コロナや自身の休演(風色日向)が無ければ3回目も伺えたのでは?
と感じる雰囲気がありましたので、
必ずしも明確な差をつけられたとは言えないのかな…と若干ながら思っております。
(しかしコロナが無ければ天飛華音は4回だった可能性も否めない)



更に細かく見ると、
パレードのセンター降りでは、

彩海せらが2020年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』にて、こちらも最速登場。

一方、天飛華音は、
かなり遅れて2022年4月『めぐり逢いは再び』『グランカンタンテ』にて初センター降り。

風色日向は、
天飛華音よりもやや早く2022年2月『NEVER SAY GOODBYE』にて初センター降り。

と、コロナリスケ直前の公演とは言え彩海せらが断トツ最速でセンター降りに参加し、残りの2人とは結果的に2年も差がつく扱いに。


コロナが無ければ初新公主演のように3人ほぼ横並びになったかといえば、そうでもないように思う。

『ワンス・アポン』NEXT公演かつコロナリスケ直前の星組『眩耀の谷』『Ray』では天飛華音はセンター降りできず、
次の『ロミオとジュリエット』でも役無し&密回避分離キャストの影響もあってかセンター降りには恵まれず、
(天飛華音は新公主演者にも関わらず密回避の総演者数削減の対象に含まれてしまった…)
更に次の『柳生忍法帖』『モアーダンディズム』でも初参加は叶わなかった。


風色日向も、
初新公主演を決めたコロナリスケ直前の2018年11月〜2019年1月『エルハポン』の次の『アナスタシア』(リスケ後)は、
そもそも本人が全休演だったのだが、役の少なさを考えると出演していてもセンター降りはできなかったであろう。
(組替えしてきた紫藤りゅうや、1期上の鷹翔千空ですらセンター降りじゃなかったからね…)

休演から復帰した『シャーロックホームズ』『Délicieux』でもセンター降りはできなかったが、次の『NEVER SAY GOODBYE』では天飛華音に先駆けてセンター降りを果たした。

こうしてみると新型コロナのリスケがあったとはいえ、かなり早くセンター降りに参加した彩海せらが断トツに強く感じる。



更にスチール写真の初登場でも、
彩海せらは2021年1月『fff』『シルクロード』より登場。

天飛華音はNEXT公演2021年2月『ロミオとジュリエット』にて、
密回避分離A・B共通キャストにはなれなかったがスチール写真には初登場を果たした。

風色日向は、
少し遅れて2021年6月『シャーロック・ホームズ』『Délicieux』より初登場。

スチール写真の登場順は新人公演主演と全く同じタイムスケジュールとなった。

当時の雪組(和希そら異動前)は星組や宙組に比べて路線がスカスカだった事も影響するだろうが、
やはり102期の中では彩海せらが先頭を走っていた事に違いはないはずであった。

ただ後に大阪万博アンバサダーに102期から唯一選ばれたのは宙組の風色日向のみという事実を考えると、
劇団的には3人に大きく差をつける気も無いという雰囲気も感じる。



こうなると新人公演の主演回数こそ天飛華音が優勢ながら彩海せらの強さが際立つが、一方で気になったのがブロマイドの1人写り舞台写真の販売タイミングとバウ主演タイミングである。

選ばれし者のみ許される舞台写真1人写りは、
天飛華音が22年12月『ディミトリ』『ジャガービート』大劇場より初登場したが、
彩海せらは23年2月『応天の門』『ディープ・シー』大劇場からと、
新人公演初主演順やスチール写真とは逆転した。
(風色日向は未だ未発売、23年9月『パガド』『SkyFantasy』で初登場の予定だったか?)


バウ主演に関しても、
天飛華音が23年10月『My Last Joke-虚構に生きる-』にて初主演、
彩海せらは翌24年1月『Golden Dead Schiele』で初主演とコチラも逆転した。
(風色日向は24年3月『MY BLUE HEAVEN -わたしのあおぞら-』にて初主演予定だったが24年10月に変更)


この辺の事例を鑑みると、
個人的には新人公演の順番は前後したが、劇団的にはやはり新人公演3回の天飛華音が102期の御曹司格なのではないかと考える。


そんな天飛華音ではあるが、
現在星組において目下停滞中である…
(目下というか、ずっとやね…😅)

昨年に、
綺城ひか理花組出戻り、天華えま退団、瀬央ゆりあが専科異動でやっとこさ4番手にはなったものの、
個人的な目測では礼真琴は『記憶にございません』含めて残り任期は3作と読んでいますし、
後任の暁千星は5作以上の任期は確定(想像)と、まだまだステップアップには時間がかかる雰囲気がある。

暁千星の後任は極美慎か天飛華音になると予想するが(どちらかは今後異動か?)、
それでも3番手になるにも、まだ2年前後はかかると予想する。


一方の彩海せらは組替え後、順調にステップアップを決めてきたが、
ここに来て礼華はるにブロックされているのも天飛華音の停滞が原因であると見ている。


やはり劇団としては御曹司の天飛華音が最優先であるため、
彩海せらも上げたいが天飛華音の手前、上げきれずに取り敢えずステイ状態にせざるを得ないという雰囲気も感じる。


そこで出てくるのが冒頭の礼華はるの存在である。


天飛華音は礼真琴体制の現状では4番手だが、
彩海せらは礼華はるが居なくなると鳳月杏体制では単独3番手になってしまう。

しかし、礼華はるは明らかに彩海せらの風除け的な存在でありながらも階段降りでは単独降りをさせて彩海せらに抜かせる雰囲気は今の所感じない。

礼華はるは組替えしなければ星組の天華えまと同じ立場に陥りそうな雰囲気もありながら、
それでも『Grande TAKARAZUKA110』でセンター単独降りにした所を見ると、
劇団的にはただの風除けで終わらせるつもりはない存在と認識しているはずではある。

天飛華音のステップアップに時間がかかる以上は暫くは彩海せらの上に立つことは間違いなさそうだが、
礼真琴の退団を期に天飛華音の番手は3番手に昇格する事は間違いないので、
礼華はるが組替えするならばこの辺のタイミングが妥当だと思われる。
(天飛華音自身が組替えの可能性もあるとは思うが…)

ここまで何となく102期3人を横並びでステップアップさせてきた以上、
天飛華音が無事3番手になれば、彩海せら&風色日向もその流れに乗る事は間違いないと思う。

しかし礼真琴があと1年半近く任期があるとすれば、それまでは彩海せらを抑える礼華はるも動かす事ができないはずなので、鳳月杏の2作目か3作目までは礼華はるは月組に残ると思われる。

或いは専科の水美舞斗が月組に組配属されれば番手が総じて繰り下がるので、
礼華はるが居なくても彩海せらは4番手のままにはなるが、雰囲気的には水美舞斗は直前落下傘の可能性が高い気がする。

水美舞斗が落下傘すれば彩海せらのステップアップには更に時間がかかるので、
尚の事天飛華音のステップアップまでの時間を稼ぐという意味で水美舞斗月組トップスター降臨説は濃厚に感じる。


いずれにしろ手持ちのカード的に礼華はるがさらなる高みを目指すには自身の組替えが必定であると思うし、組替えが無ければただのブロック要員で終わってしまいそうなので来年から再来年の組替えを期待したい。


同じく月組に先輩である現雪組の朝美絢も、当初は飛ぶ鳥を落とす勢いの暁千星の風除けと思われていたが、
蓋を開けてみればその暁千星よりも先にトップになれる所まで来た事を考えると、
礼華はるがここで腐る理由は微塵も無いと感じる。


しかし何処に組替えすると、いざ聞かれると中々答えに詰まるのだが…、
ただのブロック要員で終わるには勿体無いポテンシャルを持ったスターなので今後の動向及び成長を期待したい存在ではある!


水美舞斗と礼華はるの存在が、
今後数年の組替え・落下傘案件の中心になるのは間違いなさそうだが、
礼華はるの同期101期・鷹翔千空も大阪万博アンバサダーに選ばれなかった事から、今後の組替え要員と目される。
(鷹翔千空も101期内成績的には縣千・礼華はるに勝るのだが微妙に扱いが弱いのである…)


礼華はると3人の102期スター達の今後に期待しながらも、
3人のトップスターが退団する2024年及び新体制が本格的にスタートする2025年に大きな動きがある事をワクワクする気持ちが抑えられない今日この頃でございました!


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コメント

コメント一覧

    • 通りすがりの者ですが。
    • 2024年06月10日 22:26
    • この記事、いくらなんでも礼華さんに失礼すぎませんか?
    • 管理人
    • 2024年06月10日 22:46
    • >>1
      コメントありがとうございます。

      何処がどう失礼なのかを明記して貰えると助かりますが、
      文章のニュアンス的に礼華はるには組替えして、いま以上に頑張って貰いたいと書いていることがご理解いただけませんか?

      私は彩海せらが好きですが、礼華はるが邪魔だとか思った事はありません。
      礼華はるも彩海せらも、どちらもより良いスター生活を送るには礼華はるが組替えする事が最善だと思った次第であります。(彩海せらが再異動しても良いですが可能性は低いですよね?)

      明らかに彩海せらの方が良い扱いを受けているけれども(主演バウの演目など)、
      礼華はるにも頑張ってさらなる高みを目指して貰いたいと書く事の何処が失礼なのでしょうか?
      組替え=左遷とコメ主様が考えているならば、それは大きな間違いと指摘したいと思います。
      組替えして現状の停滞を打破したスターは過去に数多おります。
      朝美絢のように、と書いた所をごく普通に読めば礼華はるを落とす記事と認識する事はないと思いますが、ご理解いただけないようですね…

      改めて申しますが、
      私は自分の推すスターが絶対で、それ以外の人間は消えろというような歪んだ考えを持った人間ではありません。
      博愛主義といえば白々しいですが、
      全てのタカラジェンヌがより最善のスター人生を送って貰いたいと思って記事を書いている事はご理解い頂きたいと思います。
    • いち読者
    • 2024年06月11日 00:36
    • 考察としては大変興味深いのですが、他の記事も含めて言葉チョイスにトゲがありすぎませんかね?意図されてのことなのか、自然と出てきてしまうものなのか分かりかねますが、名指しされた生徒さんを応援しているファンにとっては、一つ一つの言葉チョイスがきつくて引っ掛かるから誤解に繋がっている気がします。
      その半ば喧嘩売ってます?な感じが、他のブログと違う面白さなのがしれないですがねw

      さて本題ですが、彩海さんの単独センター降りデビューにつはいては如何お考えですか?天飛さんも、次回作で単独センター降りデビューされると思われますか?
    • 管理人
    • 2024年06月11日 06:30
    • >>3
      コメントありがとうございます。
      言葉のチョイスに関しては、
      本当はもっとハッキリ書いても良いのですが、それこそトゲが立ち過ぎるので、
      何となくみんな心の中では思っている・感じているよね…という事に関してはオブラートに半分包んで、残り半分は言葉にしているつもりでございます。
      基本的に原理主義者なのですが、これでもやんわり書いているつもりです…

      それと一応言い訳させて欲しいのですが、
      確かにスターの欠点をハッキリ書く事もございますが、
      欠点を1つ指摘したら、良い点も2つ書く事でバランスは取っているつもりです、完璧ではないかもしれないですが…
      (歌はアレだけど顔とダンスは良いよね、的な事です)

      あと性格的に、ご贔屓を盲目的には推す事が出来ない質なので、そこは冷静に分析しているつもりです。
      そうでなければ一応ファンを自認しているつもりの彩海せらや風色日向について、天飛華音待ちです、なんて書きませんよw

      読者全員が不満を持たないような記事も書けるとは思いますが、それじゃただの宗教礼賛記事みたいになるので個人的には嫌ですねw(書かない方がマシです)
    • 管理人
    • 2024年06月11日 06:31
    • >>4
      コメントが長すぎて制限がかかりましたので、コチラに更に追記します(笑)


      さて長々と言い訳失礼いたしました。
      本題ですが、
      次回作で天飛華音は単独になるとは思いますが…
      エトワールが次期トップ(詩ちづる?)なのか、退団する舞空瞳なのか、或いは通常通りの娘役スターなのかで分かれそうな気がしますね。

      舞空瞳がエトワール&通常通りだと、
      次期娘役トップが何処の並びに入るかが焦点になりますよね。
      碧海さりお&稀惺かずとの3人並びではちょっと弱いですね…
      (しかもエト後の先頭になるかな?)
      なので次期娘トップの最低限の威厳として天飛華音と並びになる可能性は捨て切れませんね。

      しかしエトワールが次期娘トップならば、その考え自体が不要なので天飛華音は無事単独になれると思います。

      そもそも『ビオレトピア』で単独にしようと思えばできた布陣なのに彩海せらを先に単独降りさせる辺りが、
      102期に関しては劇団の迷い(意図的?)が伺い知れますよね。
    • いち読者
    • 2024年06月12日 04:08
    • >>5
      ご返信ありがとうございます。
      オブラートに半分包まれていたのですね。それが逆にモヤッと感を生んでいるのかもしるませんねw
      欠点をお書きになることは、実際に生で観劇されての感想なら自由だとわたしは思っているのですが、それ以外の処遇や立場についての部分とかに嫌味っぽさを感じてますw
      最初のコメントにも書きましたが、それが他のブログと違う面白さってことですかね。

      さて本題の件ですが、単独降りについての考察、エトワール次第というのがとても興味深いですね。
      確かに、102期はビミョーな感じがしますね。バウ主演も順番こそ天飛さんが先でしたが、ビジュアルは詩さんと二人同格で、一方の彩海さんは完全に単独という差。娘役の方の事情もあるのでしょうが。
      どちらにしても、今後が楽しみですね。
    • 管理人
    • 2024年06月12日 22:09
    • >>6
      返信ありがとうございます!
      言葉を文章でニュアンス含めて伝えるのは非常に難しいと痛感しておりますが、
      今現在このやり取りでも、私はコメ主様に怒られてるのか、褒められるのか、煽られてるのか、全く分からない状況に陥っております(全てかな?笑)

      嫌味というよりは軽い皮肉のつもりなんですが、似たような意味でも嫌味と皮肉では微妙にニュアンスが違うんですよね。(字面的にもねぇ…w)

      ちなみに私は駄目な所も駄目と認めた上で、それも含めて愛するスタイルの人間なので、嫌いだから皮肉るという事では、決してございませんよ!(笑)

      結局、人によって言葉の受け取り方は千差万別で、表情や声色が伝わらない文章だけでは意図しない受け取られ方をされてしまうのはやむを得ない事なんだと割り切って今後もこのスタイルで続けたいと思います!(笑)
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