どうもヤジキタです!
昨日、遂に東京星組の『RRR』観劇して参りました!
1月29・30日に梅芸&バウで月組を観劇して以来ですから2ヶ月ぶりなんですが…いやぁー期間開きすぎー!w
2月に『テラヤマ・キャバレー』でカチャ様(凪七瑠海)を観ていたとはいえ、2ヶ月も観劇していないと、宝塚そのものや、このブログへのモチベーションが激下がりしてしまって大変でしたよ(笑)
てか、東京の『RRR』も千秋楽まで、あと1週間しかないじゃん…w
未だかつて初めてかも知れませんね、生観劇よりも先に円盤が発売されたのって!w
さすがに円盤は未鑑賞で行きましたけどね!
(本家『RRR』はしっかりと観たけどな!w)
さて…いつもなら内容の感想を事細かに書きたい所ではありますが…
上記の通り既に円盤も発売されておりますから、サクッと雑感をお送りしたいと思います。
まずは『RRR』に関してですが、
コチラは各ブログやXでの好評通りの素晴らしい作品でしたね!
原作が3時間くらいある作品なので、1時間半でどの程度まとめきれるかと心配でしたが、要所要所しっかりと原作の美味しい所は逃さない舞台となっていましたね!
特にナートゥダンスの場面は最近のショー作品以上の盛り上がりでしたね!w
この作品から正2番手に昇格した暁千星にもバッチリ出番がありましたし、
退団する天華えまにもナートゥ場面でのセンターが用意されており感激しました!
ただ、ビームとラーマの出会いのシーンの、例の場面は原作を見ていないとイマイチよく分からない仕様でしたね…w
⇩コレねw
見ての通り原作では、あのシーンは川にかかった高架の下で繰り広げられるシーンなんですよね!(文字にしても意味わからんよねw)
確かガソリン車が転落・爆発して、川で釣りをしていた男の子がガソリンに引火した火の中に取り残された所に2人が現れ、お互いの体をロープで結んで高架の両端からダイブして男の子を救出する場面なんですよね。
(ますます、わけわからんよな!w)
さすがに舞台でこれを再現するのは無理でしょうがw、迫力皆無でイマイチ何をしているのか分からなかったのは、ちょっと残念でしたね。
(炎の再現は良かったと思う)
あと当然ながら肩車のシーンもありませんでしたねw
最大の山場で2人が肩車状態で敵をなぎ倒すという、わけわからんシーン(笑)があるんですが、これも流石に再現できませんでしたね…
(一之瀬航季が居ればワンチャンできたかな?w)
てな訳で、
原作を見ていると、やや不満点もあるのだが、時間も少なく、かつ生の舞台でここまで再現できたら100点あげても問題ないでしょう!
ナートゥの場面は組子達の努力に応えるように客席からの拍手が場面が切り替わっても鳴り止みませんでしたねw
こんなのって、コロナでリスケされた『眩耀の谷』再開初日に礼真琴が出てきた時以来ですよ!
1月からの公演でしたから、年始早々には2024年のNo.1名シーンが決まったようなもんですね!
てか、いっちゃん最初に、ちょっとだけ出てきたリアルな鹿さん、無駄すぎない?(笑)
何処に金かけてんねん!(笑)
さぁ、
そしてショーの『ヴィオレトピア』ですが…
ちょっと微妙だったかな…というのが正直な感想。
なんというか…とっ散らかってると言うか統一感があまり無く、
「後で考察してね」を意識しすぎているのか盛り上がりに欠ける尻切れが多かった様に感じますね。
「ほーん…こういうラストね…」的なシーンが多くて盛り上がり切れないとでも言いましょうか…なまじ、この前にナートゥを観ている為、余計に「盛大な拍手をひたすら送りたい!」というシーンが見当たらなかった様に思います。
あと思ったのは、衣装のチョイスが齋藤吉正に似ているな!
という点ですかね(笑)
なんか統一感の無い、とっ散らかったシーンと衣装は齋藤ワールドのパラレル世界なのでは?、と率直に感じました!(笑)
それでも齋藤先生は盛り上げ方が上手いので観ていて楽しいのですが、
今作品はイマイチ盛り上げに欠けるので、つまらないとまでは言いませんが、面白みが薄い、という感想です…
エンタメ寄りの齋藤吉正、
芸術寄りの指田珠子、
の違いといった所でしょうかね。
個人的にはオープニングの歌い継ぎが少ないのもマイナスですね。
舞空瞳・暁千星・極美慎の3人しか無いのが、もうアウト。
天華えまや天飛華音、小桜ほのか等々素晴らしいスターが大勢いるのだから、是非とも歌い継ぎに参加させて欲しかった。
昨年の栗田優香先生演出の『万華鏡百景色』も似たようにストーリー仕立てで、オープニングの歌い継ぎも少ない作品だったが、
あちらは前半を芝居寄りに、後半はショー寄りにして静と動をうまく使い分けた事で素晴らしい作品となったが、
今作は静の要素が強すぎてバランスが悪かったかな。
そしてコレ⇩(笑)
フィナーレ先行放送の時は前段の部分を全く見ていなかったので、サイバーパンクな近未来系の作品なのかと思っていたが、
いざ観劇するとサイバーパンク・近未来要素はゼロだったので、何故これが出てきたのかは全くもって不明である(笑)
ただし、コレは兎も角、
このシーンの1人だけ青いスーツを着た暁千星は最高にカッコ良かった!
サングラスは兎も角(笑)、シンプルな衣装でも、踊りまくって画を作れるのは流石の身体能力の高さですよね!
礼真琴と暁千星というワン・ツーは近年でも指折りのトップダンサーコンビなので、『RRR』みたいなハードダンス作品でも難なくこなせるのは非常に強みですな。
もっと長く2人を見ていたいという想いも半分、でも早く暁千星がトップになる所も見たいという想いも半分で複雑な気持ちになるな…
そして舞空瞳もどうなるだろうか…
暁千星組替え後の『ディミトリ』から非常にレベルの高い公演が続いている星組ですが、永遠に続く物などこの世には存在しないので、いずれは終わる日も来るのでしょう…
果たして、それはいつとなるやら…
千秋楽まであと1週間…
どうなる事やらね…
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コメント
コメント一覧
RRRは本当に盛り上がって素晴らしかったんですが、礼・舞空・暁という踊れる奇跡のトリデンテをもっと生かすショーが観たかったなというのが正直な感想です。
舞空さんがどうなるかわかりませんが、退団前にもっと踊り狂う舞空瞳がみたい!と強く願います。
いつもコメントありがとうございます!
私も中村一徳先生の踊りまくりショーが見てみたかったのですが、RRRとセットになったら演者がぶっ倒れそうですから、今回のようなしっぽり系の仕様となったのでしょうね(笑)
言われてみれば礼真琴&暁千星だけじゃなく、舞空瞳も5組きってのダンサー娘役ですから、次作の竹田悠一郎先生のデビュー作に期待ですね!
てか、2作続けて演出家デビュー作って凄いですねw
それだけ人気も実力も安定しているという事なんでしょうね!