syazai_men



どうもヤジキタです。


1月24日の夜に急に、この話題が各メディアに取り上げられましたね。

その後にすぐに宝塚公式のお知らせで、ご遺族側との3度目の話し合いが持たれた事が明かされました。


このたびの宝塚歌劇団宙組生の急逝を受け、ご遺族の皆様には心よりお詫び申し上げます。

本日、当方代理人を通じて、今回の件に関するご遺族代理人との三回目のお話し合いをさせていただきました。なお、お話し合いの内容について一部報道がなされておりますが、現時点で決まったものはなく、公表できる事実はございません。引き続き誠実に協議してまいります。

2024年1月24日

宝塚歌劇団








まぁ、この様に否定もしないが、肯定もしないという内容ではありますが、
また一歩、事態が前進したという事でしょうか。

今回の各メディアの報道は共同通信の速報を元にした物と思われますが、
宝塚歌劇団の親会社である阪急HDの首脳陣が直接謝罪をするという内容でありますね。

遺族側代理人も会見等でトヨタ過労死事件の様に、阪急関連の統括機関であるHDの角会長などが謝罪を行うべきだ、と都度言及してきましたので、それに倣ったという事ですかね。

これで宙組再開に向けて前進した!
とは、まだまだ言えないでしょうね…

この謝罪で遺族側の感情は多少は和らぐかもしれませんが、そもそも遺族側は当事者からの謝罪も求めていますし、
労基署の問題なども燻り続けています。

トヨタ過労死事件の時には地元の労基署職員がトヨタ側と癒着しており、産官一体となって隠蔽を図っていた事実があります。

今回の宙組の事件を受けて西宮労働基準監督署が複数回立ち入りを行いましたが、こうした過去の事例から自らも地域柄、阪急との癒着を疑われかねない事態を憂慮して、今後も一層厳しい対応を取る事が想定されます。

トヨタ事件の時には労基署は労災認定しませんでしたが、後に遺族が国と労基署を相手取った裁判にて勝訴した事により、結果的にトヨタによる労災を追認する形となりました。

現在、労基署からの本事案に対する見解は出ていないものと思われますが、昨今の世の流れを鑑みると労災認定されるのではないでしょうか?

そうなれば遺族のみに対する謝罪では済まず、メディアの会見等で公開謝罪に追い込まれる可能性もありますね。

阪急も労災認定はやむなしと見ているであろうが、上級生によるパワハラの部分が、どう認定されるのかに非常に気を使っている様にも感じますね。

今後何らかの判断が労基署から出されると思いますが、パワハラが認定される事があれば、宙組の再開はまた遠のく事になりましょう。

再開した後になって、労基署から宙組上級生によるパワハラも含めた労災認定がなされれば、さらなる批判を招きかねない事からも、労基署のお沙汰なくして宙組の再開は無いと個人的には思います。

労災認定の可否までにどの程度の期間がかかるのかは個別毎の案件とはいえ半年以内くらいには判断されるでしょうから、3月までくらいには何かしらの動きがあるかもしれませんね。

取り敢えず宙組公演は5月までは猶予がありますが、労基署の判断しだいでは5月からの『ファイナルファンタジー16』の実施も厳しくなるかもしれませんね…

ここまでの流れ的に、劇団側も遺族側も相手を看破する程の決定的な証拠・武器を持ち合わせていない印象なので、お互いに裁判に持ち込んでまで闘いたくはないんじゃないかと思います。

何処かで落とし所を探そうという雰囲気は感じますが、既に両者だけの問題では無くなりつつありますので、このままストンと事が収まるのかは、まだまだ未知数ですね…


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