kaigi_shinken_people




どうもヤジキタです。

今回は昨日の記事の続きみたいになってしまいますが、
「よくよく考えると現在の宝塚の路線スターってスカスカじゃね?」問題を改めて考えてみたいと思います。


昨日の記事でも触れた様に、
現在の各組トップスターの主力は大黄金期95期で間違いないと思いますが、そんな花の95期も今年で研16となり、神7のメンバーたちも、
柚香光&月城かなとは年内に退団、
水美舞斗&瀬央ゆりあは専科へ、
朝美絢&桜木みなとはもう一歩で頂点に、
礼真琴はさらなる長期任期を期待されるが体調面に不安あり、
とそれぞれ宝塚でのキャリアも終焉に近づきつつあります。

間違いなく100周年以降の人気を牽引してきたのは95期と言っても過言ではないと思いますが、
その偏重のツケがここに来て大きくなっていると感じざるを得ません。








95期から今年で研11になる100期以上の間で現在も残っている新公主演者を見ると、

花組:永久輝せあ(97期・4回)、綺城ひか理(97期・1.5回)、帆純まひろ(99期・1回、退団発表済)

月組:夢奈瑠音(96期・1回)、英かおと(99期・1回)

雪組:和希そら(96期・1回、退団発表済)、諏訪さき(99期・1回)

星組:暁千星(98期・4回)、天華えま(98期・3回、退団発表済)

宙組:瑠風輝(98期・4回)

という事で、
退団発表済者を除くと、なんと僅か7人…


しかも、この4期の中からは未だに男役トップは出ておらず、ほぼ確定の永久輝せあ&暁千星を除けば、その数は更に5人に減る。

まだ93期や95期が現役とはいえ、だいぶ少ないように感じますよね…


次代の黄金期になると目された100期も聖乃あすか、風間柚乃、極美慎、一之瀬航季の4人しか居らず、95期みたいに劇団全体を引っ張るには、やや弱い印象を持たざるを得ない。

しかも95期のメンツの様に超一線級の技術と人気を持った人が居るかと聞かれると…

正直、人気は兎も角、技術面で見ると少し厳しい印象がある。

風間柚乃の演技力(というか芝居力?)は一線級ながら、歌唱力&ダンス力などは全員平均値といった所で、
総合力の礼真琴、ダンスの柚香光、歌の月城かなと、という様な肩書も乗せづらいメンツである。

いずれは、この3人(+縣千)もトップになるとは思いますが、なかなかこのメンツ単独で人気を維持するのは難しそうな気もします。

そうなると大事になるのは下から支える2番手が重要になると思いますが、
上記の様に100期よりも上の期のスターが、これだけ吹き抜けになっていると、上級生2番手に支えて貰うといったスタイルも組みにくいでしょう。

100期御三家+縣千のさらなる成長を待つために、一旦3番手でステイするという措置も非常に難しく、瑠風輝+スター専科だけが3人+1の上に降りられる状況では、その手段も限られるであろう。



このまま行くと、100期御三家は東上主演を経ずに2番手に昇格する雰囲気であるが、95期でさえ東上主演を経ずに2番手になったのは礼真琴のみ(例外だが一応朝美絢も)である。

スターシステムを取る以上は番手に従って事を進めるという大前提は理解できますが、やはり判官贔屓という日本人の心根からすると、別格路線にもチャンスを与えて、瀬戸かずやの様に2番手まででも良いから引き上げたり、
鳳月杏の様な夢をファンに見させても良いんじゃないかと思うんですよね。

しかし、残ったメンツを見ると、それもかなり難しいくらい層が薄くなってしまいました…


劇団がどのような脱95期戦略を描いているのかは分かりませんが、
ベテラン・中堅・若手の3つがバランス良くあってこそ、組織とは安定するものなので、今更難しいかもしれないが、ベテラン勢にもチャンスを与えて貰いたいと思います!


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