あっという間に年の瀬になってしまいましたね! どうもヤジキタです!
今年の年末は宝塚の公演も無く、12月頭の花組全ツ以降、寂しい日々を送っておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
って言ったって!
どうせ私は年末年始休み無しなんで関係無いといえば、関係ないんですけどね!w
そう言えば読者の皆様の中には高島屋ケーキ爆弾を喰らった御方は居りませんか?w
私は高島屋じゃないですけど、
注文したノワールショコラケーキ(マンホールの蓋みたいな奴ですわw)を、発注忘れちゃいました〜と言われ、予備用のただのガトーフレーズに変更されてしまいました!w
全然別物なんやけど…
まぁ、そういう事もあるよね…と許しましたけどね!(タダでくれたんだけどねw 頼むで、しかしw)
世の中一寸先は闇、そんな気持ちを忘れずに生きていかなければいけませんねw
てな訳で!(何がやねん!w)
今回はそんな憤りを抑えつつ、ヤジキタ的23年の宝塚BEST.1大劇芝居作品を決めたいと思います!
去年22年分は、まさかの日程調整を誤り23年の年始にお贈りするという失態をかましましたので、今年は余裕を持って芝居編・ショー編・別箱編・スター編を順番にお送りしたいと思いますw
(去年は水美舞斗専科異動を突然年末にぶっ込んできた宝塚が悪い!w)
ノミネート作品
星組『ディミトリ』 演:生田大和
花組『うたかたの恋』 演:小柳奈穂子
月組『応天の門』 演:田渕大輔
宙組『カジノ・ロワイヤル』 演:小池修一郎
雪組『ライラックの夢路』 演:謝珠栄
星組『1789』 演:小池修一郎
花組『鴛鴦歌合戦』 演:小柳奈穂子
月組『フリューゲル』 演:齋藤吉正
※『宙組『パガド』は除外
こうやって並べると、1年でこんなに多くの作品を公演してたんですね…。
来年は110周年イヤーだったからか、年9作から7作?に変更されますが、過重労働改善の動きが強まれば来年以降も年7作がデフォになるかもしれませんね。
因みに各公演の雑感は以下の記事にまとめておりますので、宜しければお読み下さいまし。
それでは早速3位から発表です!
3位
月組『応天の門』 演:田渕大輔 👏
はい!世間一般の評価は知りませんがw、『応天の門』が3位です!
マンガ原作という薬にも毒にもなりうる要素を抱えながらも、物語を破綻させること無く原作の美味しい所だけを抜き取って、見事1つにまとめた良作品です!
振り返り企画でも触れましたが、
キャスティングが見事なまでのハマり役ばかりで再現度も完璧でしたね。
芝居の月組らしい細かい所作やアドリブも毎回ふんだんにあって何度観ても楽しめたし、静と動のバランスも丁度良く、トップから若手・別格まで多彩な役があったのも良し!
田渕先生初の年2作の大劇作品の1作目で、この出来だったので2作目『パガド』も期待値大だったんですけどね…。
2位
星組『1789』 演:小池修一郎 👏👏
という事で、
潤色演出家・小池先生の『1789』が2位です!w
まぁ〜数多の多数派ヅカヲタに媚びるならば、この作品を1位にする所ですが、私は媚びません!w
確かに、
ドーブ・アチア氏の素晴らしい楽曲、
星組の演者達の素晴らしいパッション、
暁千星や天華えま等の素晴らしい代役公演、等々の評価するべき点は多く有れども…
ストーリーがおもんないんですわw
「しょうがくせいからよめるフランスかくめいのほん」
こんな印象を抱かざるを得ないほどに、初歩中の初歩のフランス革命のお話をなぞっただけで、取り留めて捻ったようなオリジナル部分も弱く、あくまでも名も無き民衆の反乱劇というコンセプトがスターシステムの宝塚にはイマイチハマらないように感じる。
史実の人物を演じる2番手3番手などは良いが、肝心のトップスター礼真琴演じる名も無き民衆の象徴でオリジナルキャラのロナンの存在感がどうにも物足りないのである。
実在人物のデムーランやロベスピエールとは明らかに物語中の存在感の毛色が違い、居ても居なくても物語には何にも影響が無い、と言っては言い過ぎかもしれないが、ロナンというキャラクターそのものが物語から浮き過ぎていて、個人的には感情移入が出来ない。
ストーリーのつまらなさを除けば、
音楽◎
演技◎
歌唱力◎
ダンス◎
役の多さ◎
と堂々の1位にしても良かったのだがね…
まぁオリジナル作品ではありませんから演出どうこうの問題ではありませんが、非常に惜しい作品だなというのが個人的な所見でございますね。
1位
月組『フリューゲル』演:齋藤吉正👏👏👏
はい!
第1位は、月組の『フリューゲル−君がくれた翼−』でございまーす!👏👏👏
ぶっちゃけ観る前の期待値は激低だったのですがw、いざ観劇するとトンチキに見せかけた良作と判明。
音楽は、
時代に合わないアイドルソングは気になるが、メインテーマ『フリューゲル』は自由という名の大空の雄大さを良く表現した名曲。
ダンスシーンは、
メインキャストこそ、そこまで多くないが、海乃美月とバックダンサーを中心に激しいダンスと、東ドイツ人による愉快なダンスw等々しっかりと取り揃える。
配役は、
高学年かつ何年も月城かなとと組んできた海乃美月だからこそ許されるような奔放なナディアをはじめ、メインキャストに限らず別格勢にも多くの役が回り、役のないメンバーも常に舞台上を賑わすなど、齋藤先生らしい配慮が垣間見えるのも◎。
特にラストの壁崩壊シーンの夢奈瑠音の第九は心震えるものがあった。
また副組長・白雪さち花も別格だからこそ出来る賜物という素晴らしい演技。
ただ活き活きとする別格や3番手・風間柚乃に比べると2番手の鳳月杏がだいぶおとなしいのは若干マイナスかな。
まぁしかし、2本立ての芝居パートであり、ショーの『万華鏡百景色』では、月城かなとと同等程度の出番がある事から相殺と言えよう。
歌って良し、踊って良し、コメディからシリアス、感動まで取り揃え、時間も1時間半と丁度よいw
ダレること無くラストまで全員舞台で突き進むパワーは『1789』にも劣らないパッションを感じる。
確かに『1789』の勢いも素晴らしかったが、オリジナル新作という高いハードルを華麗に飛び越えてみせた月城かなとと月組メンバーを称えて、この作品を1位としたいと思います!
という事で如何でしょうか?w
まぁ感想なんて人それぞれなんで話半分に読んでくださいまし。
それにしても、これを書いてる途中に花組の退団者が発表され、去年に続いてまたしても年末に爆弾を投げつけて来やがった!w
まぁ改めて触れますが、それで1日使うとなると、年内残りの日数を考えるとショー編、別箱編、スター編の3回をお送りするのは中々しんどい日程でありんす…w
(あ! 当然私には年末年始休みなんてありませんから、絶賛働きながら書いてますよ!w)
年末くらい静かに過ごそうよ…w
それではまた次回お会いしましょう!
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