どうもヤジキタです。
先日は宙組関連で様々なニュースが出ましたが、
概ね、予想通りというか当然だよね…
という反応一色でしょうね。
よく「ショー・マスト・ゴー・オン」（最後までやり遂げろ）
とか、
「神田沙也加の時だって舞台は継続されたでしょ」
などと言われますが、
今回は明らかに毛色が違いますよね…。
フリーランスと言いながらも実質は専従な上に、異常なまでの過重労働とハラスメント行為により精神的に追い詰めた末の組織的で逃げようのない悲劇と、
共演者との痴情のもつれ等による極めて個人的な事情の色合いが強い悲劇を、
一緒くたにするのは流石に無理があると思います。
作品に罪はないという意見だったら、ある程度は賛同しますがね…。
僅か3回ばかりしか公演されてはいないとは言え、まぁ封印するしかないよね…。
逆に1回もやってなければ、どこかで日の目を見る機会もあったかも知れないけど…。
初日映像とかも一切公開されていないから、本当に観た人のみぞ知る公演になってしまいそうですね。
（観た人も、それはそれで余り気分の良い事ではないようにも思うが…）
ただ少し気になるのが、
組替え中止案内に書かれた、
組替えを発表している以下の生徒につきまして、組替えの中止をお知らせいたします。
月組
きよら 羽龍・・・2024年2月1日付で宙組へ組替え
※宙組東京宝塚劇場公演中止にともない、組替えを中止いたします。
宙組
天彩 峰里・・・2023年12月25日付で月組へ組替え
※宙組東京宝塚劇場公演中止にともない、組替えを中止いたします。
赤字の部分を拡大解釈してしまうと、
ワンチャン来年の『ファイナルファンタジー16』（後述よりFFと略す）『宝塚110年の恋の歌』をキャンセルして、
今回の『パガド』『SKY FANTASY!』に差し替える予定でもあるのかな？
なんて思ってしまうんですけど、どうでしょうか？
中止にともない、ってなんかおかしくない？
中止しようが、公演再開しようが、千秋楽を迎え公演が完了すれば組替えなのだから、普通諸般の事情を鑑みて、とかでよくないですか？
今のままではスクエア・エニックスという他会社の絡んだFFを公演することは難しく、
演目自体をキャンセルか、他組への振替をせざるを得ないのかとも感じます。
スクエニとしても看板タイトルのメディアミックス戦略の一環として、この公演にはそれなりに期待しているとは思いますが、流石に宙組のままで、とはいかないと思います。
スクエニによるコメントは今の所ありませんが、ジャニーズの流れ等を踏まえると容易にOKは貰えないのではないでしょうかね…。
結構勘違いしてる人多いので一応言っときますが、スクエニって聞くとネームバリューは強く見えますが、業界的には昔ほど影響力は無く、会社としては阪急HDの方が遥かに格上の企業ではありますよw
昔はゲーム業界のジャニーズなんて揶揄されてたけど、今はだいぶ落ちぶれたねw
（うちのソフトと同じ日に発売するとかいい度胸してるね〜、的なねw）
とはいえ、
そうした力学があれども、昨今のコンプライアンス意識の高まりを考えると、
宝塚側が何としてもやらせろとは言えないでしょうね。
ハッキリ言いますけれど、
今後どんな状況になろうとも芹香斗亜体制が来年の110周年以上に続くことはあり得ないと思いますよ。
そもそも、そこまでだってかなりハードルが高いのに、あと4作の通常任期までは絶対に無理です。
劇団が何としても芹香斗亜に花道を作ってあげようと考えるなら、
来年のFF公演を多方面に角が立たないように、既存公演に差し替えて強引にでも開幕させるくらいしか無理でしょう。
内容を書き換えた『パガド』と『SKY FANTASY』で、改めてお披露目＆サヨナラ公演にして、後に丸ごと人事を刷新するくらいしか芹香体制の未来は想像できない。
（これでも、最大限の譲歩案だと思うが…）
まぁ後は、本来大千秋楽だった24日に退団者がズラズラと発表されて、
関係者全員に退場してもらう事を想定しているのかもしれんね…。
もちろん、その中には組替え中止の対象となった天彩峰里も含まれるからこその、あの謎の文言なのかもしれない。
「退団希望者が大勢居るのか？」
との記者からの質問に、
「そんな事実はない」
と劇団は答えましたが、公演が再開できな状況を鑑みると、それも本当やら…と思いますよね…。
昨日の記事でも書いたように、
『パガド』全中止が決まっても、スカステ年末年始特番や雑誌類の正月ポートどうする問題など宙組を取り巻く問題が無くなった訳ではありませんので
（健やかな笑顔で出て来られても、お通夜の様な状態で出て来ても、見る方は困惑しかしないよね…）、
取り敢えず大千秋楽の予定だった24日が終わるまでは、まだまだ大きなニュースが出てくる可能性が高そうです。
正直、スパッと体制を一新するなら、ここしかタイミングは無い様に感じますけれどね…。
この記事を書いた後に、
雪組での事件を知りました…。
その件については後日記事に致しますが、今はなんとも言葉がありません…
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