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どうもヤジキタです。

月組公演『フリューゲル -君がくれた翼-』『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』の休演者をお知らせいたします。

■公演期間
宝塚大劇場公演:2023年8月18日(金)~9月24日(日)
東京宝塚劇場公演:2023年10月14日(土)~11月19日(日)

宝塚大劇場・東京宝塚劇場公演
○(月組)日向 みなき
全日程休演
※9月7日(木)、10月26日(木)の新人公演も休演いたします。

東京宝塚劇場公演
○(月組)白雪 さち花
11月7日(火)13時30分公演より(復帰時期未定)

○(月組)海乃 美月
11月7日(火)13時30分公演より(復帰時期未定)

○(月組)華羽 りみ
11月7日(火)13時30分公演より(復帰時期未定)

○(月組)飛翔 れいや
11月7日(火)13時30分公演より(復帰時期未定)


■上記休演にともなう代役
『フリューゲル -君がくれた翼-』
ナディア・シュナイダー 海乃 美月→彩 みちる
エミリア・ハインリッヒ 白雪 さち花→桃歌 雪
ミク・エンゲルス 彩 みちる→菜々野 あり
アンジー 桃歌 雪→咲彩 いちご
ヘルガ・ミュラー 菜々野 あり→美海 そら
リナ・シュミット 美海 そら→澪花 えりさ


『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』
S1 骨董屋「序曲~問わず語りの唄」
 付喪神(女) 天紫 珠李→八重 ひめか
S2 「万華鏡百景色」
 付喪神(女) 天紫 珠李→八重 ひめか
S3 吉原遊郭~足抜け
 花魁 海乃 美月→天紫 珠李
 付喪神(女) 天紫 珠李→八重 ひめか
S5 鹿鳴館「美しく青きドナウ」
 令嬢明子 海乃 美月→彩 みちる
S6 「菊花火」
 明子(老年) 白雪 さち花→麗 泉里
S7 「銀座煉瓦通り」
 女給 麗 泉里→天愛 るりあ
 モガ 彩 みちる→きよら 羽龍
S11-13 闇市「大砲の歌」「一瞬の邂逅」「明るい諦念のブルースRep」
 娼婦 S 海乃 美月→天紫 珠李
S15 「FANTASY」
 City Girl(歌手) 彩 みちる→花妃 舞音
S16 「サファリ・ナイト」
 City Girl S 海乃 美月→彩 みちる
 City Girl(コーラス) 白雪 さち花→白河 りり
S17 「万華鏡百景色Rep」
 City Girl S 海乃 美月→彩 みちる
S20 スクランブル交差点「Tokyo Rendez-Vous」
 或る女 海乃 美月→彩 みちる
S21 「a ray of light」
 或る女 海乃 美月→彩 みちる
S22 「目抜き通り」
 フィナーレの女 S 海乃 美月→天紫 珠李
S23 「パレード」
 パレードの女 S 海乃 美月→天紫 珠李







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いやー高速バスの中で月組のお知らせを見た時は、あっ!遂に直前中止をやられたか…と、ヒヤヒヤしましたが中止ではなく代役公演という事で、
無事に7日の月組公演『フリューゲル』『万華鏡百景色』のソワレを観劇する事が出来ました!
(心臓に悪いよ、本当に!)

という事で今回は、
次の日から急遽中止になった初日公演に引続き、奇跡的に観劇する事の出来た代役公演の感想をお送りしたいと思います!

折角なので、今回はあくまでも代役部分に絞った雑感だけをお送りいたします。

演目の感想やキャスト評は後々お送りしますので悪しからず。



てな訳で先ずは『フリューゲル』からですが、
こちらは全編海乃美月に代わり彩みちるが代役を務めていました。

彩みちるというと、演技力・ダンス・ビジュアルは文句無しではありますが、歌唱力だけは満点があげられないのが、イマイチ路線娘役として突き抜けない部分でもあると思います。


その心配はナディア初登場のアイドルソング?「BREAK THE WALL」で、いきなり出てしまいましたね。

そもそも海乃美月も歌ウマではありませんので、そこまで歌えてはいませんでしたが(持ち歌やんw)、
彩みちるは端から見ていても早口の歌詞に、かなり苦戦していましたね。

しかしメインテーマの「フリューゲル」になるとテンポゆっくり、音程も低めに下げた事が功を奏して、普通に海乃美月よりも上手く聞こえたようにも感じました。

後半もう一度出てくる「BREAK THE WALL」も同様に、かなりのカスレ声で頑張って歌っていたので、そもそも音域が合わないんでしょう。

まぁ聞く所によると先週土曜くらいから海乃美月の声がおかしかったとの目撃談があるようですが、ほぼ休演日の月曜日1日+チョットしか稽古する暇が無かった事を考えれば御愛嬌でしょうね。


演技に関しては、早口のセリフはやや語尾が怪しい所もありましたが、テンポや間の取り方、堂々とした舞台度胸は流石のモノと言った所です。

ビジュアルは流石の1級品で研10オーバーとは思えないくらい非常に若々しく、奇抜な齋藤吉正衣装も何のそのに着こなしておりましたねw
(海乃美月も美人なんですけど段々とお顔が痩せこけてきて、たまにビックリするくらい老けて見える時があるんよね…)


(それはさて置きw)彩みちるは本当に代役本番2回目なのか?、と疑いたくなるくらいに完成度は十分でした。

いつまで代役が続くか分かりませんが、回を重ねればセリフの滑舌部分などは改善されていくでしょうから、
もう98点くらいあげても良いと思いますよ!



そして、その他の代役メンバーですが、
地味に大役なさち花姐さんの役は100期の桃歌雪が、もう完璧!
というくらいの完成度で演じておりました。

名前を見た時には新人公演で白雪さち花役を務めた白河りり(103期)で良いのでは?
とも思いましたが、普通に桃さんで良かったですw

青年期から母親期、そして老年期まで幅広い年代を僅か1日、2日でモノにするのは大変だったと思いますが、
コチラもしっかり合格点でございます!
(まぁ、さち花姐さんの演技には敵わんがねw)


後はトップ代役として頑張った彩みちるの本来の役・ミクの代役は、
102期の菜々野(ななの)ありが務めましたが、
注目のコードネームは
"なにぬねななの"でしたw
(齋藤先生、"ちるちるみちる"に負けない語呂感だけで選んだ訳じゃないよね?w)



という事で、
『万華鏡百景色』よりも心配だった『フリューゲル』は、
想像以上に問題無く仕上がった出来でございました!

余談ですが、月城かなとが海乃美月以外の娘役と主演で組むのは、
15年雪組バウ『銀二貫』で有沙瞳と組んで以来約8年ぶりなんですよねw

海乃美月とは月組に来て初めての主演作品18年『THE LAST PARTY』から5年以上連れ添った古女房・古旦那の仲だったのに、
最後の最後に浮気しちゃいましたなw
(まぁ今回はしゃあなしw)



さぁ、そして波乱含みの『万華鏡百景色』なんですが、
こちらは彩みちると天紫珠李が半々分け合ったように見えますが!…。

生で観た感じだと全体的には彩みちるの方が目立っていた様に感じました。

鹿鳴館や東京カラス、また客席降りの場面など、海乃美月場面のほぼ7割くらいは彩みちるが代役を務めていたように感じました。

しかし天紫珠李の方は、
オープニングのスポットライトドンッ!&拍手!
やデュエットダンス&パレード(娘トップ羽根あり)と要所はしっかりと抑えた感があります。

どちらに軍配と聞かれれば、
やはり羽根を背負った天紫珠李だとは思いますが芝居の事も考えれば、
相変わらず甲乙つけ難しという雰囲気でしたかね。

従来通りの"陽の彩みちる"、"陰の天紫珠李"という使い分けそのままでしたかね。

ぶっちゃけ中身としては、
彩みちるも天紫珠李も歌唱力は同レベルといった所ですね。
(まぁ決して上手くはないですw)

ただ、やはり彩みちるの方は舞台度胸が据わっていて堂々していた一方で、
天紫珠李は恐る恐る感が非常に強かったですね。

パレード階段降りでもお辞儀したあと、だいぶ手前からしっかりと下を向いて整列の立ち位置を確認してたしねw

あとデュエットダンスのラストで大階段を駆け上がって抱き合う所では天紫珠李が一瞬足を踏み外して体制を崩しかけたものの、月城かなとがサッと支えて抱きしめるという、
キュン!なシーンがありましたねw

やっぱり天紫珠李を見ていて思うのは、
「デカ過ぎるよ〜」
って事ですね。


単純に上にもデカいんですが、たぶん骨格が大きいのか横にもデカいんですよねw
(決して太ってる訳ではないんですよ…)

なのでデュエットでも男役同士が踊っているように見えてしまうんですよね…。

やはりこの辺が本命になれずに彩みちるとニコイチで扱われていた所以なのかな?


そして本命と目されながらも急転直下宙組に組替えになる予定のきよら羽龍が、
モダンボーイ・モダンガールのシーンで彩みちるに代わり出てきたが、
やはりトップの素質は上記の2人よりも上かもしれないと思わされた。

歌も上手いし、スタイルも良いし(頭小さい!)、背丈も丁度良いのよ!w

顔は飛び抜けた美人では無いと思うが、可愛らしさがあって万人受けしそうである。

やっぱり月組の本命はきよら羽龍だったと思うんだけど、本当に宙組送りにしちゃうのかい…?



と、まぁ雑感はこんな所ですね!

代役が始まってまだ2公演目にして、これだけ安定した舞台を見せてくれるのだから月城かなと体制は盤石という事でしょうね。

まぁそれでも2回目の中止危機にはなった訳で、梨花ますみ組長も色々と心労が絶えませんね…。(今回はセリフは飛びませんでした!)

しかし今回はトップ代役公演という貴重なモノを見せて頂けて良かったです。

これが怪我とかならばウキウキは出来ませんが、
インフルや今のコロナならば、
そこまで重症にはならないでしょうから、
まぁ大丈夫やろ!(知らんけどw)


それにしても海乃美月が駄目なのに、月城かなとは大丈夫なのだろうか?

何処かの組のように下手に感染を隠したりせずに、休む時は休んで代役公演というスタイルがスタンダードになれば良いですね。
(まぁ代役も大変なのは大変だけどね…)

味変ご馳走様でした!



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コメント

コメント一覧

    • はなみずき
    • 2023年11月08日 13:31
    • 楽しみに拝見してます。
      いいもの見れてよかったですね。(チケットありません)
      海乃さんにはアレですけどれいこさんの相手役みちるちゃんで見てみたいです。(チケットがありません!)
      8年ぶりなんですね。れいこさんのお隣りはいつもあの方がもれなくついてこられる故、
      ファンとしてはモヤっておりました。
      スカステでは絶対に見せてくれませんよね。ケチなスカステです。
      貴重な観劇感想を有難うございました。
    • 管理人
    • 2023年11月09日 19:06
    • >>1
      コメントありがとうございます。
      正直、ここまで1人としか組まないのも珍しいですよね。
      あまりベッタリ過ぎるのもファンとしては複雑でしょうね。
      (コンビファンならいざ知らず)
      本文には書きませんでしたが、公演中にカメラのフラッシュと思われるモノが複数回確認できたので、画像は何処かで確認できる日が来るかもしれませんね。
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