jishin_tsukue


どうもヤジキタです。

前回・前々回記事に引き続き、宙組の歪みの根源を探ります。








  • 優しいトップと危険な兆候・朝夏まなと
朝夏まなとの性格の良さはファンならずとも誰しもが認める所であります。

本人もなかなかに苦労をして階段を上がってきたからこその賜物だと思います。

前任の凰稀かなめ時代のNOW ON STAGE等の殺伐とした雰囲気が消えて、和気あいあいと語らう姿は多くの宙組ファンを安心させたのではないでしょうか。

とはいえ、就任と同時に星組から真風涼帆が2番手としてやってくるなど、相変わらずピラミッドを占有するのは他組出身者ばかりの状況は変わらず。

とはいえ生え抜きの愛月ひかるが3番手をしっかり守りつつ、桜木みなとや瑠風輝という若手も台頭して来たこと自体は大きな前進だったと思う。

しかし、そんな良い感じの雰囲気の中にあって、ある事件が起こる。

宙組配属後、わずか2年しか経っていない99期のある娘役が突然組替えを発表。

若い娘役の組替えはトップ人事に関わる時位しか基本無いので、この時もかなりざわついたのだが、異動後も休演が続いたことから別の理由が噂されるように。

この組替えと共に当時の副組長が専科へ異動したが、2年間に渡って公演に出ること無くそのまま退団したことで懲罰人事と判明、この一連の動きが尋常ならざる事だったと、後に囁かれることに。

残された99期のメンバー達も相次いで集合日退団が発表されるなど異常な事態が続いたのだが、今ここに至っては今回の悲劇との関連性すらも疑いたくなる騒動であったと思わざるを得ない。

後に組替えした当人が音校時代から摂食障害を患っていた事を公表したが、そこからどう繋がってあの様な騒動に発展したのかは未だに謎である。

摂食障害自体は宝塚に限らず、スポーツの世界、芸能の世界でも見られる事なので、それで宝塚を大きく叩こうとは思わないが、仮に摂食障害があると知りながらも理不尽な指導や懲罰があったのだとすればこれは大変な問題である。

この時も結局深層がハッキリしないまま有耶無耶になってしまったが、一歩間違えれば今と同じ様な事態に陥っていたかもしれないと思うと、約10年前には既に危険な兆候がポツリポツリと出始めていた事になる。

ちなみに彼女は異動先の雪組で休演を重ねながらも、最後にはしっかりと大階段を降りて退団していったのだが、今回の有愛きいさんと彼女、一体何が運命を分けたのだろうか…。


和気あいあいとしたピラミッドの上位とは裏腹に下級生の中では危うい雰囲気が漂い始めていたのかもしれない。



  • 星の植民地と呼ばれて…・真風涼帆
正直、まだ退団したばかりでファンも多く残存しているだろうから非常に言及しづらいのだが、やはり触れざるを得ない。

朝夏まなとから順当に禅譲されてトップになった真風涼帆ですが、2番手にはもう何度目か分からないほど見飽きたスライド人事の芹香斗亜が就任。

同期で生え抜きの愛月ひかるの頭を抑える形の露骨な蓋人事ではあったが、芹香斗亜自身も花組から押し出される形でのスライドだったので、そもそも宙組自体が宝塚にとって都合のよい人事調整組である事を思い出させられた。

その後、愛月ひかるは専科に押し出されるが、それに留まらず澄輝さやとや蒼羽りくと言った別格が『オーシャンズ11』で退団すると、堰を切ったように中堅・ベテラン勢が大挙して退団していったのだが、果たしてこの頃何があったのだろうか?

文春に書かれた真風涼帆と星風まどかのリフトに関する記事の時期は、中身から推測するに2作目『異人たちのルネサンス』の頃だと思われるが、次の別箱『不滅の棘』で愛月ひかるが専科異動、次作『オーシャンズ11』で澄輝さやと&蒼羽りく含めた計7人が退団、さらに『エルハポン』でも中堅が一気に4人退団+若手2人が集合日退団と、上級生を中心に一気に人が消えていった印象を抱かざるを得ない。

そしてコロナリスケを挟んでの『アナスタシア』で星風まどかが専科に異動となるわけだが、こうした事象を積み重ねていくと、文春に書かれた内容が全くのデマというのは無理があるようにも感じる。

明らかに『異人たちのルネサンス』の頃に組内で何かがあり、ついて行けなくなった生え抜き中堅が次々と離れていき、真風涼帆の存在感が一段と増した事で、いつしか星組の植民地と陰で言われるようになったと思う。


確かに宙組は『オーシャンズ11』の頃までは、全組でもダントツにベテラン・中堅が多い頭でっかちな組ではあったが(確か唯一80人台だったと思う)、整理と呼ぶには不自然なくらい退団のスピードが早く、『アナスタシア』の次の『シャーロックホームズ』後には和希そらや凛城きらの異動も相まって2桁期の人間が男女共にほぼ居なくなってしまった。

そんなさなかに起きたとされる例の事件が、この尋常じゃないスピードの退団者の増加と関係が全く無いとは、とてもじゃないが思えません。


そもそも、ずっと気になっていたのだが真風涼帆って本当に納得して宙組に来たのかな?

誰がなんと言おうと星組の超御曹司であり、レジェンドと呼ばれた柚希礼音の後継は間違いなしだと思われていたのに、結果的に劇団は新公1回の成り上がりスター・紅ゆずるを選んだ訳ですよね。(北翔海莉を挟んだけれど)

真風涼帆は傍から見てもプライドがかなり高そうなので正直かなり悔しかったのでは、と想像してしまいます。

確かに宙組は真風涼帆が初舞台を踏んだ思い出の組ですし、創設20周年時トップを見越したタイミングでもありましたが、和央ようか体制の人気絶頂時代とは違い、誰の目にも明らかな都合のよい人事調整組と化した宙組に心から納得して来たとはちょっと思えないんですよね。

似たような雰囲気は雪組の御曹司だった凰稀かなめにも感じられたんですが…。


そうした劇団内に漫然と漂うヒエラルキー・カーストに基づく感情が、生え抜きの星風まどかや組子に接する態度に現れていたのでは?と文春記事を読むと感じてしまいます。
(文春が全て正しいとは言いませんよ)

しかし、全て嘘ならそもそも、そんな話が出てくる訳が無いのであって、何かしらの不満が限界を超えて溢れ出したと取るのが普通ですよね。

全て憶測ですので批判は甘んじて受け入れますが、今回の一連の騒動は基本的に真風涼帆時代の延長線上の出来事だと思っておりますので、やや厳し目に書かせて頂きます。

だからといって、今般の記事に書かれる暴言LINEや新公の立ち位置差配問題等の全ての責任があると言うつもりもありません。

ただ昔から腐った組織は、まともな人間から消えていくと言われますからねぇ…。

なまじ5年間以上もトップを務めていたのだから一切責任が無いとは言えないでしょう。




次回でラスト、総評を書きます。




最近の記事はコチラ⇩




 ↓ぜひクリックお願いします!

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村


PVアクセスランキング にほんブログ村

スポンサードリンク

コメント

コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット