どうもヤジキタです!
今回は前回、前々回に引き続き、天彩峰里ときよら羽龍のトレードと、2人の今後について考えたいと思います。
前回までの記事はコチラ⇩
さぁ、それでは月組3人娘の経歴を見てみましょう!
- 彩みちる(99期 高2時入学)
2015年雪組『星逢一夜』新人公演初ヒロイン(新公主演:月城かなと)
2016年雪組『るろうに剣心』2回目の新人公演ヒロイン(新公主演:永久輝せあ)
2016年雪組『ドン・ジュアン』初東上ヒロイン(主演:望海風斗)
2017年雪組『キャプテン・ネモ』2回目の東上ヒロイン(主演:彩風咲奈)
2019年雪組『壬生義士伝』3回目の新人公演ヒロイン(新公主演:彩海せら)
2021年月組に組替え
2022年月組『ELPIDIO』3回目の東上ヒロイン(主演:鳳月杏)
いや~改めて見ると圧倒的な経歴ですな!w
組んだ相手6人中3人がトップになり、永久輝せあは当確、鳳月杏は2番手、彩海せらも将来有望、と正しく正統派ヒロインに相応しい格ではあるのだが…なぜいまこの立場に居るのか本当に謎である。
雪組時代も同期の野々花ひまりとニコイチで扱われて、結局2人共トップには成れずじまい。
月組でも天紫珠李と並びで扱われている所を見ると、何かひと押しのパワーが足りないんでしょうね。(カネか?コネか! w)
実力十分なので長く続ければ、いずれは海乃美月の様にトップの椅子が回ってくると思っていたのですが、今回の天彩峰里参戦でかなり厳しい立場になってしまったのは確かである。
それでも本命と目されたきよら羽龍が居なくなった事自体は、むしろプラスに働くでしょうね。
- 天紫珠李(101期 高校時(学年不明)入学)
2017年娘役に転向
2019年月組『夢現無双』新人公演初ヒロイン(新公主演:風間柚乃)
2019年月組『チェ・ゲバラ』初東上ヒロイン(主演:轟悠)
2021年月組『幽霊刑事』初バウヒロイン(主演:珠城りょう)
2022年月組『ブエノスアイレスの風』2回目の東上ヒロイン(主演:暁千星)
2023年月組『月の燈影』2回目のバウヒロイン(主演:礼華はる)
元々男役だった事を考慮すれば新人公演ヒロインの数が少ないのはやむを得ないでしょう。
しかし、その後の流れは彩みちると並べてみても遜色ない経歴に見えますが…ひとつひとつの演目を見ると、例えば『チェ・ゲバラ』は轟悠(ゲバラ)と風間柚乃(カストロ:月城かなとの代役)の男役2人がガッチリ絡んで、ヒロインの天紫珠李はおまけ程度の存在感。
『幽霊刑事』も珠城りょうと鳳月杏の男役2人がメインだし、『月の燈影』も同様に礼華はると彩海せらがメインである。
『ブエノスアイレスの風』がまともにヒロインと言えるかもしれないが、こちらも内容的に暁千星と風間柚乃の方がメインカップルと言えなくもないw
やはり異色の経歴が故に王道のヒロインには成れないのかもしれないが、ここまで露骨に男同士の友情の添え物にされるのも可哀想ではあるw
(元男役だけあって身長がデカいのも原因かもw)
- 天彩峰里(100期 中卒入学)
2017年星組『Bouquet de TAKARAZUKA』で初エトワール
2017年宙組に組替え
2018年宙組『天は赤い河のほとり』新人公演初ヒロイン(新公主演:鷹翔千空)
2018年宙組『白鷺の城』2回目のエトワール
2019年宙組『群盗』初東上ヒロイン(主演:芹香斗亜)
2021年宙組『夢千鳥』初バウヒロイン(主演:和希そら)
2021年『プロミセス・プロミセス』2回目の東上ヒロイン(主演:芹香斗亜)
2022年『NEVER SAY GOODBYE』3回目のエトワール
こうして改めて経歴を並べると、こちらもかなり異色というか王道ではない道を歩んできましたね。
新人公演ヒロイン前にエトワールを貰い、栄転組替えしている所を見るとヤラシイ話ですが、
「これは色々と裏がありそうやね!(ニコニコw)」
って思っちゃいますよね!
経歴だけ見ると激強感は無いけれど、大劇公演でも確実に2番手の役を握り続けてきた点を考えれば、上記2人よりも確実にポジションは上だったはずである。
だってトップコンビのデュエットダンスに身体込みで割り込めるんだもん、強いに決まってるよねw(男役2番手ならまだしも娘役はそうそう無いよね)
それが何故いま三つ巴の戦いに挑まなければいけない所まで落ちて来てしまったのでしょうね。(まぁ理由はハッキリしてるけど…)
こうして3人の経歴を並べると、彩みちるがダントツで強いのは明らかなんですが、各組公演を直に観てきた者の所見では大劇場公演でもしっかり2番手娘役と認知できる天彩峰里が圧倒的優位であるのは間違いないでしょう。
(彩みちるが本当に強ければ、そもそもニコイチ・サンコイチにはならないでしょう)
問題はあの件が劇団内でどの様な評価を受けているのかですが、宙組でNGをくらった事で禊が済んだとされているのか、在団は許すけれど上がり目は無いとされているのか。
前回記事でも触れましたが、月組の本命だったはずの、きよら羽龍を宙組に押し出した時点で劇団としてはトップ人事に絡ませる気があると見られても仕方ないのではないでしょうか。
(それが良い事か、悪い事かは、まぁそれぞれ個人の判断にお任せしますけど…。なまじ記事を否定した以上は無下にも出来ないのかもしれませんが…)
月城かなと&海乃美月の任期は、コンビ添い遂げなら6作(フリューゲルで4作目)、海乃美月単独退団なら5作目で月城かなとは7〜8作が濃厚か?
個人的には添い遂げ6作だと思っていますが、今回の事で海乃美月が来年の5作目で先行退団して、その後上記の3人の中の1人と2作か3作組んで添い遂げ退団の可能性も出てきた様に思います。
この事で月城かなとの任期が伸びるとか縮むとかはないでしょうが、端から海乃美月単独先行退団で月城かなとの残り任期をきよら羽龍に任せて、きよらは残留・次期に引き継ぎ、という可能性もあったのかもしれません。
しかし、きよら羽龍が異動となれば月城かなとの残り任期(2、3作?)だけでも良ければどうぞ、という手打ちが誰かとなされたのかもしれませんね。
あるいは鳳月杏がトップになれば、間違いなく短期(2〜3作)になるでしょうから、短いけれどそのお相手ならば、という事かもしれません。
きよら羽龍は宙組でトップになるけど(相手は芹香斗亜2人目か桜木みなと)月組で務めるはずだった中長期の任期数は出来なくなったかもしれません。
(あるいはトップ就任自体無くなったのかもしれんが…)
そもそも、この3人から次の月組娘役トップが選ばれるのかも分かりませんが、流石にいつまでも娘役サンコイチ状態になる事は想像しにくいので、近々3人の中(もとい天彩峰里以外の2人か?)の誰かが退団予定なのかも知れませんね。
やはり絡んでいるメンツがメンツだけに今回の措置は非常にキナ臭い、裏での話し合いが絡んでいると邪推せざるを得ません。
今回、天彩峰里に対してかなり厳しい論評をしていますが、それだけ厳しい見方をされても致し方ないような事をして、宝塚歌劇団の世間からの評価を貶めた事実を忘れてはいけません。
「清く正しく美しく」
この言葉の通り宝塚歌劇団が真っ当に運営されているとは、ヅカヲタなら誰も思ってはいないでしょうけれど、せめて世間一般向けの体面だけでもその志を示してくれなければ、この言葉は本当に空虚なものとなってしまうでしょう。
劇団もどんな手打ちで今回の措置を取ったのかは計り知れませんが、選択を間違えると、ただでさえ礼真琴の一件で厳しい目を向けられているのに、それが更に強いものになりかねませんよ!
とだけ言わせて頂いて今回の話題を締めさせて頂きます!
駄文長々失礼いたしました!
また劇場でお会いしましょう!
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コメント
コメント一覧
鳳月トップ昇格の可能性を無視できなくなった感があります。
ただ、鳳月-風間では集客面でかなり苦労しそうなので、
この場合は2番手を外部から呼ぶ可能性も高いように見えます。
そのまま昇格すると思われる永久輝と暁を除いた2桁期路線スターが候補でしょうね。
可能性としては③④、次いで⑥でしょうか。
①朝美:自組昇格の可能性があり、月城とのトレードで放出した経緯を考えれば優先度低め。
②桜木:「宙組生え抜き初」が付加価値になっているので組替えのメリットが劇団本人双方とも低い。
③水美:正二番手経験済みかつ専科なのでいつでも動けるが、本人の持ち味が月のカラーと対照的。
④和希:東上等で扱いは良いが朝美に差をつけられているため動きやすい。96期問題が再燃する可能性あり。
⑤瀬央:風間の上には降れるが、瀬央自身をトップにする可能性が低いため上級生2番手問題再発の可能性あり。
⑥瑠風:技量的に問題はなさそうだが、劇団が本人をどこまで上げるかが見えない。上げる意思がないなら上級生2番手問題が発生する。
本当は、風間は持ち味の対照的なトップと組むか、組替えで環境を変えた方が化けると思います。
いつもコメントありがとうございます!
鳳月杏トップの可能性は日増しに高まっている気がしますよね。
個人的には鳳月杏はやっても3作(2作?)だと思うので、風間柚乃の間には誰かを挟まざるを得ないと思います。
(仮に鳳月杏が2番手退団しても)
私も各スターの評価にはほぼ同感です。
月城・鳳月どちらの後任になるにしろ風間柚乃がストレートに上がるとは思えないので、後任トップになれる人(したい人)を持ってくるとなれば水美舞斗か和希そらだと思いますね。
水美舞斗は確かにカラーが違うかもしれませんが、月組(もとい鳳月杏と風間柚乃)には無い華やかさがカンフル剤として良い作用をすると思います。
組替えしなくても専科特出という形で瀬央ゆりあを織り交ぜながら公演に参加してその後落下傘就任でもいいし、兎に角どうとでも扱えるJOKERですから、必ず何処かの段階で何処かの組の人事には絡んでくるでしょうね。
コメントありがとうございます!
温かいお言葉痛み入りやす!(感謝感謝!)
こんな妄想適当に垂れ流しているブログですが、これからもよろしくお願い致します!
そして宝塚も是非お楽しみくださいませ。