どうもヤジキタです。
昨日、花組東京宝塚公演『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE』を観劇してきました!
あまり期待せずに観たのですが、予想に反して非常に面白い公演でしたので、無理やりでももう一枚確保すれば良かったかな〜と思う今日この頃でございますw
(千秋楽前にもう一回あるけどね)
まぁ公演内容に関しては細かく語っても、どうせ伝わらないでしょうから円盤かスカイ・ステージで観てくださいw。
てなことで、今回はキャスト評と雑感でございます!
- 柚香光
『元禄バロックロック』と、ほぼ同じようなキャラだが、そもそも柚香光自身カメレオン役者という訳ではなく、己のキャラを突き通すスターなので、厳密に言えば和洋問わずいつも同じようなキャラクターなんですわw
基本的には寡黙であるが、胸には常に秘めたる熱い想いが!、みたいなキャラクターですかね。
ラストの殺陣シーンでは、男役としては珍しい生足を着物の裾からふんだんに晒しながらの大立ち回りでしたが、筋骨隆々のたくましい太腿でございましたw
(もとが細いから韓流アイドルみたいなもやし足かと思っていましたが、普通に陸上短距離選手のように立派な筋肉でしたw)
それにしても歌が苦手な柚香光が歌で繋ぐオペレッタとは果たして如何や、とは思いましたが、原作でも浅井禮三郎を演じた片岡千恵蔵が療養明けだったこともあってか、あまり出番は多くなく歌うシーンも実は少ないので、上手い配役が出来たな〜と感心しましたw
それでも相変わらず多くのシーンで歌詞は聞き取れませんでしたがw(特にオープニングはサッパリッパリッw)、そこはもうご愛嬌でございます!
『GRAND MIRAGE』でも、もう歌はほぼ捨て去り、色家とダンスで魅せる姿はもう歌唱力など関係無い!、と言わんばかりの貫禄でしたw
柚香光の歌唱力を褒めたことは過去の一度も無いんですがw、声は本当にいい物を持っとるんですよね〜。
あれだけ尖った美貌とスタイル、そしてセクシー低音ボイスの双方を持ち合わせたスターは、今後もなかなか出ては来ないんでしょうね…。
- 星風まどか
それでも流石は5年トップを務めただけあって、芝居力はピカイチ。
初見だと妙な喋り方をしているな~と思いますが、原作の映画を観ると、まるでトーキーの世界から飛び出してきたかのようにソックリなのである。
可憐な下町のお嬢ちゃんキャラをここまで違和感なく演じられるのも100期中卒という若さが故というのもあるでしょうが、本人の実力もまた、その経歴に目劣りせぬものと言っても過言ではないでしょうね。
『GRAND MIRAGE』ではあまり目立った出番が無かったように感じるが、まぁ花組もとい岡田ロマンチックレビューって、そんなもんかw
- 永久輝せあ
この公演を観ていて気がついたんですが、永久輝せあって、今回の御殿様みたいにかなり高い声で歌ったり喋っている時は滑舌が良く歌も上手く聞こえるのですが、
ショーとかで低い声で歌うと途端に滑舌が悪くなって歌唱力も2段くらい落ちますよね。
恐らく地声が高いが故に高い声なら自然に発声できるんでしょうが、低い声を意識するとどうにも不器用な発声になってしまうんでしょうね。
どうにも男役としての完成度は、まだまだという雰囲気があるので、柚香光の後任にはなるにしても2番手にはそれなりに格のある上級生などが来たほうが良いバランスが保たれそうですね。
- 聖乃あすか
柚香光卒業後は、すんなり2番手に昇格するのか、誰かが上に降ってきて3番手にステイされるのかが注目されるが、今作を見るとやはりステイかな〜と思う。
ショーでも、やっぱりまだまだ若さで売っている様に見えますので、花組の御曹司であっても暁千星の様に中々すんなりとは上げては貰えないように感じる。
ただ声はかなり低い方に入ると思うので、どこかでこの少年感をかき消すような役に当たれば早く上に上がれるかもしれませんね。
- 星空美咲
次期トップ候補でありましょうが、今回見る限りだと、まだ確定とはいかないでしょうね。
なんかステイな気がするな〜皆さんどうです?w
- 綺城ひか理
たぶん綺城ひか理が輝くのは永久輝せあがトップになってからだと思うので今は雌伏の時か。
- 帆純まひろ
何だかんだで最近じわじわポジションが上がりつつあるように感じるのだがワンチャン、トップチャレンジありますか?
99期は曰く付きというか、不遇な扱いが続いてきました。
トップノルマとしては月組で美園さくらがトップにはなっていますが、96期の和希そらの動きを見ていると男役も1人はトップにしたいという思いが感じられるんですよね。
取り敢えず96期と99期が鬼門ですが、それが叶えば92期から続いて103期くらいまでは男役トップが誕生しそうではある。
- 侑輝大弥
曰く付き『Dream On!』の頃から注目していたが、どんどん良いお顔になっておられるw
まだまだショーではワンシーン貰える所までは行っていないが、数少ない100期以下の若手なので今後が期待である。
- 希波らいと
100期以下の若手路線は侑輝大弥と希波らいとしか居らず、希波らいとが居ない今作の若手枠が99期の帆純まひろと100期の一之瀬航季では流石に高齢化ですよねw
結局、若手が居ないと100期の聖乃あすかから若手感が全然抜けない為、早急に戻って来てくれないと未来が心配である。
『アルカンシェル』ではラスト新公主演を取ると思っているので(恐らく花組103期は来年のアルカンシェルまでだと思われる)、早く元気になって貰いたいですね!
⇩各組100期以下の新公主演者
花組:侑輝大弥(1)、希波らいと(2)、(天城れいんはまだ除外)
月組:礼華はる(2)、彩海せら(2)、七城雅(1)、(瑠皇りあはまだ除外)
雪組:縣千(3)、咲城けい(1)、紀城ゆりや(1)、華世京(1)
星組:碧海さりお(1)、天飛華音(3)、稀惺かずと(1)
宙組:鷹翔千空(2)、風色日向(2)、亜音有星(2)、大路りせ(1)
やっぱ明らかに高齢化だよね花組w
という事でキャスト評でした!
鴛鴦に関しては原作がそもそも1時間しかなく、登場人物も少ないのに良くここまで広げられたなと感心したものの、楽曲・セリフはほぼ原作の使い回しのため、全体的にはオリジナルに毛を生やした程度の作品である。
これは『今夜、ロマンス劇場で』も同様であり、完全オリジナルが中々出てこない小柳先生の創作精神が枯れ気味ではないかと心配になる内容だった。
ショーに関しては、もう一つ一つの場面がオリジナルなのか、過去作からの焼き増しなのか分からなくなってきたがw、今作はオリジナルが多かったように思う。(知らんだけかもw)
当て書き感の全く無い今作が柚香光のラストショー作品となるのは残念ではあるが、コンサートでしっかりと藤井大介先生に当て書き作品を作ってもらえる事を期待したいと思います!
駄文長々失礼いたしました。
それでは皆さま劇場でお会いしましょう!
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