どうもヤジキタです!
昨日、雪組の次期別箱公演の全国ツアーが発表されたことを受け、
その片割れがどうなるかについて個人的な意見を語れせて貰いました。
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今回は、恐ら~く全ツの片割れ主演を取ることは無いであろう雪組2番手の朝美絢の今後についてちょっと語りたいと思います。
そもそも朝美絢はトップになれるのか?
こう訊かれると、
そこそこ長いこと宝塚を見てきたヤジキタにとっても
「うーん…なんともいえんラインよね」
こう言わざるを得ないんですよねw
そもそも宝塚史上でも最高の黄金世代と言われ新人公演主演者7人(合計回数15回)を排出した95期出身ではありますが、
正直、月組時代までは95期の中では2軍(甘めで1.5軍)の存在だったと言わざるを得なかったのが朝美絢なんです。
新公2回とはいえ、下には同じく黄金期になると思われた98期の超御曹司・暁千星が居て、
なおかつ新公初主演は暁千星の方が先だったし扱いは組替え前の『グランドホテル』まではほぼニコイチ状態でしたよね。
だからこそ月組から雪組に組替えとなった時には栄転というよりも暁千星に押し出されたという印象のほうが正直大きかったんですよね。
しかも『グランドホテル』では暁千星との役替りながら併演ショー『カルーセルロンド』のパレード階段降りでは暁千星を抑えての3番目だったにも関わらず、
当時雪組の5番手だった月城かなととのトレード組替えだったのですから尚の事ですよね。
(組替え前に雪トップ早霧せいなが退団したので全員が1段ステップアップしたが、それでも異動後は4番目に格落ち)
しかも雪組には実年齢同い年の超御曹司・93期の彩風咲奈と、
95期中卒勢(柚香光など)と同い年のこれまた超御曹司・97期の永久輝せあに挟まれたのだから、
見方によっては暁千星に下から突かれるだけだった月組時代以上に厳しいポジションに落とし込まれたと言わざるを得ませんでした。
個人的にも朝美絢は好きなスターでしたので当時はかなり複雑な心境だったように記憶しております。(A-ENも観に行くくらいだったからねw)
しかし、いざ雪組に来てみると望海風斗のお披露目『ひかりふる路』では
女形をさせられた3番手の彩凪翔や超御曹司の永久輝せあを差し置いて、
望海との絡みも多い、かなり美味しい役と言っても良いサン・ジュスト役を貰うなど
当初の予想に反して大進撃を始めることに。
それでも遂には望海風斗時代(6作)には一切番手が動くことは無かったのだが途中の永久輝せあの花組に組替え、
そして新型コロナによるリスケがその大進撃の背中を強く押したと個人的には思っております。
あくまでも妄想の域を出ませんが新型コロナのリスケが無ければ、
彩風咲奈のトップ就任時の2番手は朝美絢ではなく彩凪翔であったのではと今でも思っております。
まずもってトップコンビと3番手が同時に退団するというのは会チケットの都合などからあまり例がなくトップ退団の1個前などに退団するのが普通かなと思いますし、
当時の周りの組を見ればコロナ前から花組の瀬戸かずや、宙組(後に専科)の愛月ひかるなどが初東上主演をしていたのに、
長年雪組を支えてきた新公2回、バウ主演1.5回の彩凪翔がそれに続けないどころか餞別の主演公演無しで退団する理由が無いように思います。
もちろん彩凪翔がトップになれたか?、と聞かれれば、
まあ厳しいよねという評価にはなりますが、
それは花組の瀬戸かずやも同じですし、
瀬戸かずやの場合にはよくぞ2番手までという評価が多かったのではないでしょうか。
だからこそ1作か2作は2番手を務めて気持ちよく朝美絢に2番手バトンを託す算段だったのにリスケで予定が狂ったために彩凪翔が身を引き、
劇団もそれに応えるために彩凪翔退団後直ぐに青年館&バウホールにてタカラヅカ・ライブ・ネクスト公演『アプローズ~夢十夜』を用意してあげたのではないでしょうか。
仮に上記が的外れな考えだったとしても、
朝美絢が3番手を飛ばして一気に2番手にステップアップしたのは事実ですから、
なかなか羽根を貰えない・貰えなかった水美舞斗や瀬央ゆりあ、はたまた桜木みなと以上に強いポテンシャルを持っているには違いないはずです。
しかし、ここにきてネックになるのが彩風咲奈の任期なんですよね。
朝月希和が3作で退団するのは想定内でしたが、
2人目の相手を迎える男役トップは基本的には通常任期の5作で退団することはありません。(しかも朝月希和とは同時就任ですから尚の事ですね。)
そうなれば彩風咲奈は8作程度の中任期以上になると予想します。
なのであと4作~5作(約2年以上)はトップでいると考えると
彩風咲奈と同い年の朝美絢には少々辛い過程になると思われます。
彩風咲奈と同い年という事は当然、芹香斗亜とも同い年ですが、
その芹香も遂にトップになるわけですから尚の事。
まして朝美絢は舞台技術は全体的に平均以上ながらも
特出するものはその圧倒的なビジュアルのみと歳を重ねれば重ねるほど不利になるので
どこまで待てるかはちょっと未知数であります。
まして各組で2番手卒業(もはや2番手切りとは言えないかも)が増えていることを考えれば、
ここまでの快進撃とは裏腹にまだまだ盤石とは言えない立場だと思います。
長々と語ってしまいましたが結論としては、
「やはりビミョーなラインだよね」
っと言うしかないですねw
以前書いた雪組退団者についての記事で星加梨杏について述べた、
童顔故に若い時はいいけれど研数が上がれば上がるほどアダルティーな雰囲気を出すのが難しい、
というのは朝美絢にも当てはまると思うんです。
顔はともかく声質が幼い&高いのは研数が上がるほど悪目立ちしてしまいますから、
どこか別の組に落下傘してでもいち早くトップになったほうが本人にとっては良い事かもしれませんね。
駄文長々失礼いたしました。
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