どうもヤジキタです!


先日遂に星組公演『ディミトリ』『Jaguar beat』を観劇してきました!


本来なら1月12日にマチソワ・ダブルヘッダーで観るはずだったのにコロナで中止になってしまったので、東京宝塚劇場に行くのは去年12月7日以来の約2ヶ月ぶりでございました~。

その間、国際フォーラム『MAKAZEIZM』を3回ほど観劇しましたが、やはり本拠地独特の雰囲気も良いもんですね。

国際フォーラムなどの別箱公演はどうしてもガチファン構成が高いので、全体的にピリッとした雰囲気があるのに対して、大劇公演は明らかにお初な団体客や歴戦の猛者的なおばさま、奥さんに無理やり連れてこられたようなオッサンだったりと、まさに玉石混淆のワチャワチャ感がなんか居心地良いですよねw



今回はそんな玉石混淆な『Jaguar beat』は一旦横に置いといてw

『ディミトリ』の感想をサクッと語りたいと思います。








いまさら作品の概要を語ってもしょうがないでしょうから割愛して、さっそく評価から言わせてもらうと……

名作に見せかけた凡作ってとこですかねw


いきなり辛口で申し訳ないんですけど、

面白さのピークが前半に来て、そこからダラダラとした中盤、後半に少し持ち返すものの低空飛行のまま終了、そんな印象を持たざるをえないですね。


前半のモンゴル軍襲来は迫力ある殺陣シーン&明確な敵役・チンギス・ハン(輝咲玲央)の存在などいきなり盛り上がるシーンになっているのですが、

中盤は一気に物語全体が落ち着きすぎてしまい前半の高揚感が見事に湯冷めしてしまい睡魔が……w

見所らしい見所も婚礼のダンスくらいしか無く低空飛行がだらだら続き睡魔のピークにw


後半にやっとジャラルッディーン(瀬央ゆりあ)が活躍し始めて眠気は覚めるものの、物語前半の輝咲玲央ほどの敵感も無ければ、殺陣で派手に立ち回る事も無くそのまま退場と消化不良……。

瀬央ゆりあと2番手を争う暁千星も前半はいい感じにディミトリのライバル的ポジションをで立ち回るが後半は空気にw


前半は暁千星、後半は瀬央ゆりあと棲み分けを図ったのだろうが、結局どちらも中途半端は存在になってしまい共倒れ感も漂う。








さらに綺城ひか理、天華えま、極美慎の中堅どころも綺城ひか理が前半にだけ大活躍した以外はほぼ目立った出番は無しと、コチラも消化不良。

当然、天飛華音などの若手も特段目立つ場面は無しと、まさに誰も得をしない事態にw


そもそもコスチューム物にも関わらず大人数の殺陣シーンor大人数のダンスシーンが少ない次点でただのコスプレ劇になってしまっているんですよね。

情緒的なジョージア音楽と衣装の美しさは100点と言っても良いですが、構成・演出は甘めでも70点くらいですかね。

生田先生は雪組『ひかりふる路』(作曲:フランク・ワイルドホーン)や花組『CASANOVA』(ドーヴ・アチア)、『シルクロード』(菅野よう子)など一流作曲家を招聘するなど楽曲面でかなり優遇を受けているように感じますが、演出面では正直物足りないところを感じてしまう演出家であると言わざるを得ませんね。
(上記の様に優遇されているので辛口でいきますよw)


礼真琴のファンは楽しめるが、それ以外は微妙というのは『CASANOVA』そっくりで、前評判の割にはなんとも微妙な作品だったな~っと感じざるを得ませんでしたね。


なんとも消化不良な作品でしたが、併演の『Jaguar beat』があまりにもトンチキな作品だったのでw、むしろ救われた思いでございましたw

やっぱり『Jaguar beat』くらい様々なジェンヌが活き活き活躍している方が観ていて楽しくなれますよね!

芝居とショーでは演出の仕方も変わるでしょうが、観るものを疲れさせるくらいの熱い作品を作っていって貰いたいですね。





駄文長々失礼いたしました。

それでは皆さま劇場でお会いしましょう!



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