どうものヤジキタです!
年の瀬企画2022年振り返り企画第4弾です。
皆さん年末休みいかがお過ごしでしょうか?
社畜亭ヤジキタは31日まで仕事ですw
(までって言うてますけど1日は休みとは言っていないw)
今回は東京大劇場で2022年の大トリ公演を行った雪組です。
全公演観劇したわけではないので、語れる事、語れない事ありますが公演内容の雑感等々を各組ごとに語っていきたいと思います。
『ODYSSEY』『Sweet Little Rock 'n' Roll』
1月に国際フォーラムとバウホールで行われるはずだった公演
国際フォーラムのオデッセイは残念ながら全公演中止になってしまい
この公演から合流した和希そらの雪組デビュー作、且つ先の事ながら次の公演で退団する綾凰華の餞別シーンも有ったであろう作品だけに来る人、去る人双方にとって非常に後味の悪い事になってしまった悲しい公演。
ヤジキタもせっかく9列目センターという中々の神席を持っていたのに全てお流れに😢
続演の梅芸メイン公演には和希そらは出演していないので本当に残念でならない。
この1月~2月は本当に新型コロナの嵐が吹き荒れて
花組東京『元禄バロック』、星組の別箱2つ、宙組宝塚「NEVER SAY GOODBYE』など尽く公演が中止になる事態に。
奇跡的に月組宝塚『今夜ロマンス劇場で』と雪組バウ『Sweet Little Rock 'n' Roll』だけが中止無しで行われました。
そんな『Sweet Little Rock 'n' Roll』は主役は縣千、準主役は彩海せらでしたが、85年の初演時は彩海せらのロバート(桐さと実)が主役で、縣千のビリー(涼風真世)が準主役だったらしいです(古すぎて当然観ていませんw)
内容はさして取り上げる事も無いのですがw
やはり気になったのは彩海せらの組替えですかね。
ヤジキタは当然No.1ご贔屓の彩海せらは(紫藤りゅうちゃうんかい!w)
次の『夢介千両みやげ』にも出演するものだと思って気合を入れてセディナ東京貸切にも応募し、見事A席wを引き当ていたのにも関わらずこの公演の直前になって突然組替えが発表に(セディナの抽選早すぎるんや~w)
縣千も千秋楽の挨拶の中で突然決まったと言っていましたから裏で何かが決まったんでしょうね。
101期の御曹司縣千と謎の猛プッシュ枠106期の華世京に挟まれた状況を考えれば月組への組替えは決してマイナスでは無かったと思う。
背が低いことを鑑みれば雪組に居たほうが良かったかもしれないが得意な芝居を活かせ、かつ歌上手が少ない月組はベターな選択だったと感じる。
月組でライバルとなるであろう礼華はるにバウ主演で先を越されてしまったが最近は上級生から順当に階段降りやバウ主演を充てがっている傾向があるのでまだまだ焦ることはないと思う。
案外上の詰まっている雪組の縣千よりも、彩海せらの方が月組での番手が上がっていくのが早いかもしれない。
『夢介千両みやげ』『Sensational!』
3月~6月に行われた大劇場公演
細かい感想は過去記事をどうぞ⇩
夢介は内容も面白く、各キャストしっかりと出番が有ったので個人的にはお気に入り。
朝美絢は青天姿がよく似合うという事を思い出させてくれたしw、最後の三本締めも客席と一体感が出せてとても良かった。
ただ一つだけ、背が低くて声が高いからといって、いつまでも和希そらに少年役をやらせるのは止めて貰いたいです。
研10もとっくに過ぎている訳ですから和希そらにはアダルティーな顔を活かせるアダルトな役を是非演じて貰いたいです。
変わってセンセーショナルですが、正直、中村一徳先生は登板過多で食傷気味だった上に、1つ前の花組『The Fascination!』が正直退屈だったので心配でしたがいざ観てみるとそんな心配は何のその。
近年の中村作品では1番の出来と言っても良いくらい音楽、振付、構成が完璧でした。
ショースターでもある和希そらの加入で場面持ちも安定したし、同じくショースターの縣千も段々ではあるが歌が安定してきたので全体的に観ていて何の心配もない。
ミュージックレヴォリューション彩風版の時とか酷すぎましたからねw 縣千に限らず。
宝塚SS席で観劇しましたが中村作品は路線も別格問わず、これでもかと銀橋を使い倒してくれるので本当に前方席は役得ならぬ席得ですよw
退団する綾凰華にも最大限の場面が用意されていましたしね。
(それに比べてモアー・ダンディズムのセコさときたら・・・w)
『ODYSSEY』『心中恋の大和路』
7月~8月に梅芸メイン、ドラマシティ&青年館で行われた公演。
オデッセイは全公演中止になった国際フォーラム公演の続演。
初めから続演の予定があったのか、急遽入れたのかは分かりませんがとにかく出航できて良かったです。
公演自体は円盤でしか観ていませんが、縣千と華世京くんがかなり出番があった所をみるにこの公演には出演していない和希そらと綾凰華が務めるはずだった場面なのであろう。
歌の雪組と言われた望海風斗時代に比べると、やや歌唱力には不安のあるメンツが多く雪組No.1シンガー和希そらや歌うま諏訪さきが居なかったのはやや痛かったかな。
そんな雪組に早くも欠かせない存在に成りつつある和希そら東上初主演作品である『心中恋の大和路』ですがバウ2回目主演公演『夢千鳥』に続いて新型コロナの影響をモロに受けてしまい青年館はほぼ全てが中止に。
ヤジキタもチケットを持っていたが泣く泣く断念。
しかも救済的に行われたディレイ配信もまさかのレコーダーの容量切れで録画できていないという二重の悲劇に見舞われる始末w
なのでまだ見れていません。(来年キャトルで円盤買ってきますわw)
しかし和希そらが東上までするとは数年前までは思っていませんでしたがココまで来たら、さらなる高みも目指せるのではないでしょうかね。
正直目指して欲しい思うくらいこの1年で和希そらにド!・ハマりしちゃいましたw
『蒼穹の昴』
10月~12月まで行われた2022年大トリの大劇場公演
細かい感想は過去記事をどうぞ⇩
いや!何個あんだよ!っと言いたくなるくらいに語りが止まらなかった傑作。
原作がそもそも素晴らしい上に、専科の力も借りつつ各キャストが本当に頑張って作り上げた作品に久しぶりに一般販売後にチケットを買い足すくらいハマりました。
もう散々語ったので多くは述べませんが個人的には、1本物『エリザベート』、『NEVER SAY GOODBYE』、『ファントム』、『ロミオとジュリエット』に並ぶ5本指に入れても良いくらいのお気に入りです。
しかし!
そんな人の感動を平然と裏切った、あの人のあの騒動のせいで正直複雑な気持ちです。
行為の中身もさることながら観客だけでなく、浅田次郎先生・キャスト・作詞作曲家・振付家・大小道具・オーケストラ、この公演に関わったすべての人の努力を裏切った愚行は本当に許されない事です!
作品に罪は無いと言っても今後この素晴らしい作品を映像や音楽で振り返る度にこんな人間が関わっていたと頭の端にでもよぎると思うとほんと腹が立つと言わざるを得ません!
このまま封印されるのか、後に再演される日が来るのかは分かりませんが原作、芝居、歌、音楽、振付、セットすべてが素晴らしかったのだから誰が演出してもきっと素晴らしい公演になったと思いますよ、きっとね。
まとめ
最後の最後に胸糞悪いニュースで後味が悪くなってしまいましたが、今年から加入した和希そらがしっかりと3番手に収まったことで、組としての安定感が増している印象。
やはり2番手、3番手と路線のツリーがキッチリしている方が組が安定するし、個々人がしっかりと個性を発揮できると思う。
綾凰華と彩海せらがいなくなったことで縣千がどれだけぬるま湯に浸からずに成長できるか?
控えめな朝月希和が抜け、主張が強そうな夢白あやが後任に就くことで積み上げたバランスがどうなるのか、
などなど来年も課題はありそうですが、他の組とは違いあまり人事的な波乱は無いのかなと思う。
しかし2023年は朝美絢の別箱が前半にあるので、後半の外箱公演は誰が主演するのかね?
和希そらも縣千も2022年に主演をしているからどちらも無さそうだし、他に主演が務まりそうな人も見当たらないので、もしかすると専科に行く水美舞斗が降りてくるかもしれませんね。
駄文長々失礼いたしました。
それでは皆さま劇場でお会いしましょう。
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