どうもヤジキタです!

月組の『Rain on Neptune』と『ブエノスアイレスの風』が一段落つきました所で、

この2つの公演を観て感じた今後の月組と、

今回の主役・鳳月杏について、

独断と偏見のヤジキタ目線で語ります!







月城かなとの任期はいかに?

『Rain on Neptune』を観て感じた月城かなとへの思いは、

コチラの記事⇩ を読んで頂きたいのですが





改めて短く述べると、

月城かなとは通常任期の5作で満了なのではないかという、

勝手な推論に至りました。



記事中でも述べましたが、

明らかに月城かなとの体のポテンシャルが、

就任1作目終了後とは思えないほどに落ちていることが最大の要因です。



お披露目公演の疲れを考慮しての、

軽めの調整だったにしても、

『Rain on Neptune』での、

月城かなとのダンスの量(と中身)はあまりにも少なすぎるかなと感じました。



今回だけならともかく、

プレお披露目の『川霧の橋』『Dream Chaser』でも

省エネ気味のダンスシーンが多かったと思います。

(と言うよりダンス自体に腰が入っていないんですよね)



怪我での休演になる前に撮られた『クルンテープ』などを改めて見ると、

明らかにこの頃のほうが体のキレもよく、

ターン1つ、足上げ1つとっても今とは動きが違いますからね。

(怒られるかもしれませんがこの頃のほうが、

腰回りがほっそりしているようにも見えますし)



元々のダンサータイプでは無い本人の素質だから、

では片付けられない怪我の影響を感じざるを得ません。

(クルンテープは2019年とやや古い作品ですが、加齢よりは怪我の影響と見るのが適当だと思います。)



この状態では、なかなか5作以上の中長期任期は難しいのではないかと思うのです。


なぜ暁千星?


ここで疑問なのは、

なぜダンサータイプとして月城かなとの

穴を埋められる暁千星

星組に組替えになったのかです。



1.月城かなとが中長期任期となるためこれ以上待たせられないので移動。

2.瀬央ゆりあの蓋ならぬ重し(正2番手としない為)として他に適任者が居なかったから。

3.何でもできる鳳月杏とポジションが被るために組替え



多分ですけど普通に考えれば全部当てはまるのではないかと思います。



月城かなと自体が比較的早期就任であり、

普通であれば6作~8作程度を務める事が濃厚ですから組替えをする。



しかし礼真琴月城かなと以上の長期トップとなる可能性があるので、

どちらに居たほうが早くトップになれるかは分かりませんね。



瀬央ゆりあ問題を解決するためには、

消極的な方法とはいえ花組同様に番手ぼかしの為に暁千星を動かさざるを得なかった。



でも『FULL SWING!』では3番手羽を貰えないままに組み替えとなったのは、

瀬央ゆりあへのせめてもの情けなのか?



鳳月杏は歌・ダンス・芝居と何でもこなせる万能型なので、

暁千星の上位互換のような存在になるために組替え。



しかし月城かなとの任期中に鳳月杏が2番手切りされれば、

万能型のスターが月組には居なくなり、

ショー作品がかなり厳しい事となりそう。



などなどの事情を個別に見ていくと、

なんだか非常に煮え切らない感の強い暁千星の組替えなんですが、

1つの可能性に目を向けると、

いろいろ納得できうる状況が見えてくるんです。



鳳月杏は最も盤石な2番手?


もし鳳月杏がトップになる可能性があるのなら・・・。



正直ヤジキタ自身、鳳月杏は間違いなく月城かなとの元で、

2番手として退団するのではと決めつけておりました。



が、『Rain on Neptune』を観ていて、

トップの月城かなとよりも存在感を出していた鳳月杏を見て、

もしかして次の月組トップになるのは鳳月杏なのではと感じてしまいました。



学年は研17とかなり晩期に入ってはおりますが、

鳳月杏は中卒入団ですので、

高校途中入団の月城かなととは実年齢2歳程度しか変わらないんですよね。



1個下の芹香斗亜(同じく中卒入団)が、

いまだにトップ就任の目処が立たない所を見ると、

鳳月杏にもまだチャンスがあるのではないかと思うんです。



しかも月城かなとの体が万全でない所(ヤジキタの想像ですよ)を見ると、

月城かなとが通常任期の残り4作、鳳月杏が3作(あるいは5作)を務めて、

4年~5年後くらいに次のトップ候補の風間柚乃にバトンタッチするのが、

一番収まりが良いと思うんですよね。



そうなれば礼真琴が後6作の計10作を務めても暁千星は月組にいるよりも、

早くトップになれますし、

やはり暁千星も中卒入団ですので、

実年齢的にも礼真琴が長期を勤め上げるのを待つ余裕があります。



花組も柚香光の任期と2番手問題がいつ解決するのか分からない中ですし、

雪組の朝美絢も超御曹司だった彩風咲奈があと何作務めるかが読めない所を見ると、

まだまだ安心はできません。



なので一見一番トップから遠いように見える鳳月杏も、

見方を変えると一番トップに近い盤石な2番手なのではと、

感じざるを得ません。



もし鳳月杏がトップとなれば、

新人公演主演が実質0.5回での超成り上がり就任となりますし、

最近は御曹司(新公3回主演以上)ばかりトップに就任している宝塚に、

新鮮な風を吹き込めると思いませんか?



ぜひ紅ゆずる並の成り上がり人事を期待したいものです。

風間柚乃は早熟型か晩成型が

鳳月杏の去就を考える時に外せないのが、

暁千星無き後に3番手となると思われる風間柚乃の存在です。



劇団の風間柚乃への期待感がどの程度のものなのか?



月城かなとから直でバトンを繋ぐのか、

あるいは誰かを挟むのかは分かりませんが、

ヤジキタ的には晩成型のような気がするんですよね。



月城かなと美弥るりかの休演でかなり早いうちから、

意図せず大役を勤め上げた実績を考えると、

早熟型にも見えるんですが、

先日の『ブエノスアイレスの風』を見ると、

暁千星の成長を強く感じられた反面、

風間柚乃は芝居も歌もやや物足りなく、

『チェ・ゲバラ』の頃とあまり変わっていな印象を持ちました。



そもそもがダンサータイプではなく歌唱力もそこそこと、

月城かなととキャラが被りがちなんですよね。



なので月城かなとの元で2番手になるよりも、

タイプの違うトップの元で2番手修行をした方が、

本人の為にもなると思うんです。



タイプ的にも芝居の月組以外でトップになるのは難しそうなので、

個人的にはオールラウンダー鳳月杏の元で2番手を経験させることが、

似たようなトップ続きによる組のマンネリ化を防ぐとともに、

本人のキャラ立ちの役にも立つと思うんです。




待つ間が花か?


と、まあ好き放題語ってしましたがw



結局の所は答えなんか我々だけが知らないだけで、

劇団内では殆ど決まっているんですよね。



月城かなとのダンスの話も、

かつての月組トップ龍真咲の任期前半に似たように、

上級生だった専科の北翔海莉にばかり踊らせる公演がありましたが、

結局8作と中期の任期を務めましたから、

対して当てにはならないものです(特に月組は・・・w)



1つ言えるのは『グレート・ギャツビー』の次の別箱公演を誰が務めるかで、

なんとなくこの話の答えが見えてくると思います。



まとめですが宝塚の人事って、

こうしてああでもない、こうでもないと考えてい時が、

一番楽しいんですよねw



現実のトップ人事が非情で厳しい事は、

ヅカヲタが一番知っていることだと思いますが、

たまにはこういう妄想を膨らませながら、

現実の宝塚も楽しむというのが、

ある程度この世界に馴れた者のたしなみなんだと思いますw



駄文長々失礼いたしました。それでは皆さま劇場でお会いしましょう!




 ↓ぜひクリックお願いします!
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村


PVアクセスランキング にほんブログ村
スポンサードリンク

コメント

コメント一覧

    • ちゃこ
    • 2022年05月26日 20:35
    • あなたが、チナツさんをおしてるだけ!
      新人公演主演なしです。
    • ヤジキタ
    • 2022年05月26日 22:51
    • >>1
      コメントありがとうございます。
      確かに月組のダブルトップ時代の新人公演のカウントは難しいものがありますね。
      しかし、あの公演でのアンドレは龍真咲・明日海りおだけでなく、蘭寿とむや壮一帆も特別出演で演じてること考えると主演ではないと断じるのもどうかと思います。
      ですので0.5回と表現させて頂きましたし、0なら0で現在羽根を背負った2番手になれてるって凄い事ですね。

コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット