どうもヤジキタです!


先日、月組公演『Rain on Neptune』を観劇してきました!


本日は公演内容を細かく論評するよりもですね、

この公演を観て感じた今の月組に思う事を、

ヤジキタ目線で語ります。

(正直公演の論評はいろんな人が書いてるので、皆さんもう見飽きたでしょw)








サクッと中身


それでもサクッと内容に触れますが、

まず今作品はコズミックコンサートと銘打っておりますが、

実際にはコンサートではないですね。



円形の劇場を上手く使った、

いつもの2本立て大劇公演の芝居編+ちょっと長めのフィナーレ(この部分がコンサート)

といった感じでした。



芝居部分に関してはいつもの若谷先生(谷貴矢)といった感じで、

セットや小道具の使い方や色使いなどにこだわり、

全体的に非常に賑やかでカラフルな情景に、

何処か退廃的でポストアポカリプス(終末後の世界)な背景とを織り交ぜて

明と暗を上手く描いた世界観となっています。



ヤジキタは若谷先生の世界観が大好きでして、

最近では客が呼べないと言われがちな和物作品を、

いわゆるサイバーパンクな世界観と融合させて、

ネオ和物という温故知新なジャンルに生まれ変わらせようとする姿勢はとても評価できます。(今回は違いますが)



古いものは古いもので良いのですが、

世の中がそれを求めなくなりつつある中でスタイルを一切変えないままでは、

いずれ消えてしまうだけですから、

他の演出家の方々にも(誰とは言ってませんよw)、

変化を恐れず新しい事にどんどん挑戦してほしいですね。


完全コンサートでは無かった理由


コンサート部分はアニメソングとディズニーソングを織り交ぜたもので、

なかなかこれはこれで良かったんですけど、

まさか定番のフィギュアケースが無いとは思いませんでした。



あの通路より後ろの席で見ていたので、

楽しみにしていたんですけどね・・・。



まぁそれは置いといても、

なぜ今回は芝居6割・歌4割の構成だったのかなと思いましたが、

観ているうちにハッキリ理解できました。



怒られるかもしれませんが今の月組(特に今回のメンバー)には歌えるメンツがほぼ居ないという事です。


あまりにも歌える人がいなくて、

初めから丸々2時間のコンサートは無理と判断しての措置だったのかなと思うほどです。



そもそも月組って芝居巧者は多いけど、歌となると・・・、あまり顔が思い浮かばないですよね。


正直短い時間のコンサート部分でも歌はちょっと残念でした。


トップコンビもあまり歌は得意な方ではないと思うんですが、

鳳月杏とトップコンビだけでなんとか凌いでいるといった印象を持ってしまいました。




月城かなとは踊らない


前々から薄々感づいていましたが今回でハッキリわかりました。


月城かなとは踊らないんです。

そして踊れないんだと。


これは本人の素質の問題ではなくてですね、

2019年『夢現無双』で起きた月城かなとの休演騒動を起因とした問題で間違いないと思います。


当時『夢現無双』の公演中に怪我をして残りの公演全てと、

次の轟悠主演公演『チェ・ゲバラ』も全日休演するという出来事がありました。



そもそも月城かなと自身ダンサータイプではなかったんですが、

この怪我を機に露骨に激しいダンスシーンを避けるようになり、

特にトップ就任後はそれが顕著になっていきました。



あくまで未確定ですが『夢現無双』のときに、

セットの荷車の上から転落した事が怪我の原因だと言われていましたが

それが本当ならば恐らくそこで腰付近を怪我したのではないかと思います。



今作でもかなり意識して月城の動きを見ていましたが、

激しい振り付けは全く無く、

動きの殆どを腕の振りとステップだけで済ませて、

ターンすら数回あっただけ。


周りのメンバーが腰をひねる動きをしても、

月城かなとは手と足の動きで誤魔化している感じでした。



腰付近を気にしているのが明らかで、

海乃美月鳳月杏が密着して激しい振り付けをしても、

月城自身はそれを受け流すに留めていた所を見ると、

やはりその時の怪我は完治しきってない(あるいは根治はしない)んだなと思わざるを得ませんでした。

まさか鳳月杏って?


月城かなとの体調に関しては真偽は不明ですし、

あくまでもヤジキタの勝手な想像なので、

話半分に聞いてもらうとしても、

やはり月城かなとのダンスシーンの少なさや内容の薄さに関しては、

皆さまも思う所はあるのではないでしょうか?



月城かなとがそんな状態の為か、

鳳月杏が代わりに激しく動けば動くほどに、

その存在感が増して言ってしまうんですよね。



似たような状況は紅ゆずる時代の星組にもありまして、

紅ゆずるが研15と遅めのトップ就任であったために、

ダンスシーンの殆どを2番手であった礼真琴に任せる状況が、

任期中ずっと続きました。



紅ゆずる自身のキャラクターが強かったために芝居はあまり問題なかったのですが、

ショーの方ではやはり礼真琴に存在感を奪われ気味でしたね。



それでも礼真琴は学年も遥かに下で、

次のトップ就任も確実にする立場でしたから、

さほど問題もなかったのですが、

今の月組はどうでしょうか?



上級生2番手である鳳月杏が3つ下の月城かなとをダンスで支えるというのは、

若干歪な感じがしますね。



もちろん怪我があったことは止む得ない事ですし、

それを批判の材料にはしたくはありませんが、

単純な疑問として月城かなとの任期ってどれくらいになるんでしょうね?



紅ゆずるも任期中は常に体調万全といった感じではなかったので、

通常任期5作での退団には殆どの人が納得したのではないでしょうか?



正直ターンすることさえ躊躇われるような体では、

そう長い期間はトップを務められないのではないでしょうか?



当初ヤジキタは早期就任させたので中長期くらいの任期になると思っていたんですが、

この公演を見て、

逆に早くトップにしないと体が持たないので早期就任させたのでは?

とさえ思ってしまいました。



今回の公演に見られるような特殊な仕様の舞台を何作も用意できるとも思えませんので、

存外に月城かなとの任期はさほど長くないのかもしれませんね。



でも、任期が長くないとしたら何故次のトップ候補御曹司の暁千星を星組に出してしまったのでしょうね?



次が風間柚乃では流石に早すぎるような気もするし・・・あれっ?


鳳月杏ってまさか・・?


いやこの話はまた後にしましょう!




内容には全然関係ないことだけど・・・


まあそんなこんなを思い巡らされる公演でしたが、

最後に1つだけ言いたいことがありまして・・・。



実は観劇中に隣に座っていた方のですね・・・拍手がですね・・・


ヒジョーにうるさかったんですよ!


左手に恨みでもあるのかと云うくらいにスナップを効かせた右手を叩きつけて、

そんな右手の執拗な攻撃に左手は手のひらに爆竹を仕込んで迎え撃たんと待ち構える。

ついに源平両軍、壇ノ浦にて雌雄を決す!

っと言わんばかりの爆音を延々隣で発せられたので、

さすがのヤジキタも公演中イライラを禁じ得ませんでした。



ヤジキタは宝塚の拍手や手拍子の文化が大好きなんで、

積極的に拍手などするんですが、

そんなに爆音出す必要あります?



しかも拍手だけならまだしも、

手拍子までその調子でやられた日にゃ、もうそれはそれは・・・


シンバルおさるかよ!


おまけに右手に公式ブレスレットライトを装着していたので、

スナップを効かせれば効かせるほどチカチカとライトが目に刺さるという、

役満級の迷惑行為に遭遇してしまいましたので、

前のめり観劇の注意動画同様に、

シンバルおさる拍手注意動画も作ってくれと心から願ってしまいましたよ。



あのブレスレットつけて顔の前拍手するのは本当に止めたほうがいいですよ。

隣の人は眩しくてしょうがないですから。

そもそも顔の前で拍手するのって傍から見ると、

とっても馬鹿っぽいですよねw



紳士淑女の皆さんは拍手と手拍子をする時は、

胸の前で手を叩きますよね、普通。



手を高く・大きく前に出すのも前のめり並みに、

前後の人に迷惑をかける行為だと思うんですがね・・・



まあそんな事もありまして、

少々辛口な感想になってしまいましたがw

ひとつ月組に言える事があります。



「ビジュアルは5組の中でもNo.1でございました!」

彩音星凪くんなどを中心に男役も娘役もビジュアルが最高に整っていましたので、

チカチカする目もだいぶ癒されましたw



この公演を観て思った鳳月杏の事についてはまた追々語りたいとは思いますが。

なんか月組語るといつも鳳月杏の事ばかりになっちゃうんですよね。



そこまでご贔屓なわけではないんですが、

生で見るとどうしても目立ってるというか、

主役を喰っちゃってるんですよね。



ちなみに鳳月杏って中卒入団なんですよね。(月城かなとは高校中途入団ですよ(意味深w))



駄文長々失礼いたしました。それでは劇場でお会いしましょう!



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