どうもヤジキタです!
いきなりですが、最近、若手と呼ばれるタカラジェンヌの研数が体感として上がりつつあると思いませんか?
ヤジキタ的には、研7を超えたらもう若手ではなく中堅というイメージがあったのですが、
去年(本当は一昨年)新公を卒業したはずの100期生をいまだに若手の筆頭格として認知してしまうんですよね。
それはなぜなのか考えます。
小粒化する新人公演主演者
なんとなくイメージと研数が釣り合わなくなっている理由は、やはり新型コロナの影響だと思うんですよね。
約半年のリスケジュールが行われた事で現実の時間と宝塚に流れる時間に乖離が生じてしまったことが1つ目。(リスケが行われても現実の年齢や研数は戻せませんから)
加えて約1年半(リスケ込み)に及ぶ新人公演の休止に伴い、
100期よりも若いの期の出番や露出が減ってしまった事で、
我々ヅカオタのなかでの若手ジェンヌのイメージが100半年から1年ズレてしまっていることが2つ目の理由と考えます。
公式のスターページを見ると100期生はもう上から数えたほうが遥かに早い位置にいるにも関わらず、
コロナ前から若手筆頭(2020年時研7)だったはずの100期生が、
コロナ禍を経た現在(2022年時研9)もまだ若手筆頭のポジションに居るかのように錯覚してしまうのです。
ヤジキタ的に若いな~と思う、縣千(101期)や天飛華音(102期)、彩海せら(102期)などの新人公演主演者たちは、
実はもう101期は研8、102期は研7と、
もう若手から中堅に入ろうとしている学年なんですよね。
どうですか?
名を上げた面々などに中堅感を感じますか?
ヤジキタはまったく感じません。
コロナ前でしたら、研7であれば、すでにバウホールなどで主演をしていてもおかしくなかったのに、
ギリギリ研7(2022年前半まで研7で後半は研8)で『Sweet Little Rock`n`Roll』を主演した縣千以外には、
どんな形であれ別箱公演で主演した人はいません。
ちなみに100期生も、聖乃あすかと風間柚乃がやはり研8の去年にバウ公演を主演しただけです。
前の記事で取り上げた花組:希波らいとの103期はもう研6なのに、
新人公演主演をしたのは希波らいとと、宙組:亜音有星のたった2人なんです。
この2人はコロナ前からそこそこに名は知られていましたが、
他の103期生となると、どれほどの人が顔と名を思い浮かべることできるでしょうか?
こうしてどんどん、学年が若くなればなるほどに、研数とイメージの乖離が広がって行ってしまうのです。
こうした状況の中では、超路線といわれる新公主演4回、5回はおろか、
3回、2回こなすだけでも相当ハードルが高くなってしまうでしょう。
いままでならば3回の人が2回に、2回の人が1回に、1回の人がもしかしたら0回と、
新人公演で場数を経験しきれないままに、中堅化していく人も増えていく事と思われます。
(0を増やせば、他の回数も増やせますが路線の先細りを招きかねませんので、諸刃の剣です。)
これは本公演や別箱公演の質の低下を招きかねない、由々しき事態に繋がりかねません。
昨今の情勢から、チケット代は上がるのに、舞台の質は下がったなんて状況になれば、
ヤジキタのような熱心なヅカオタならいざ知らず、
ライト層や一般のお客さん(特に宝塚大劇場)などにとっては、
「来てみたものの・・・次はいいかな」
という感想を持たれかねません。
劇団はこの状況になにか手を打つ気があるのでしょうか?
犠牲を払わされた100期
コロナ発生の2020年は100期が新公学年最後の年で、
主演ラストチャンスを狙う者も各組に存在していました。
あくまでも主観ですが、
雪組の眞ノ宮るい・星加梨杏
宙組の優希しおん
花組の一ノ瀬航季
あたりがラストチャンサーとして控えていたと思っています。
100期は前後に、
95期の再来と言ってもいいほどに新公主演者を出した、
98期の影響をもろに食らってしまった不遇の99期と、
(一時期はトップどころか男役新公主演者も出ないのではと言われていましたね)
地味めで何となく目立ちにくい職人肌なメンツの多い101期に挟まれていたので、
各組1人くらいは新公主演者を出すのではないかなと思っていたのですが、
結果的には聖乃あすか・風間柚乃・極美慎の御三家に加え、
滑り込みセーフを決めた一之瀬航季(実際は映像すら無い幻の新公ですが)の4人に留まりました。
優希しおんや眞ノ宮るいがその後の公演やスカイステージなど受けている待遇を見れば、
何となくでも主演が飛んでしまったのかなと感じざるを得ません。
コロナの影響を最も受けてしまったのは、最低3回は主演をするような御曹司では無く、
最後の年に全てをかけるラストチャンサーたちであったのは言うまでもありません。
故にその犠牲になったであろう眞ノ宮るいや優希しおんを、
他の新人公演主演者と並べて扱うなどの配慮をしているのでしょう、
しかし、それがまた上で述べた100期以下の若手の露出の妨げになっているのもまた事実。
結局この話はどこかの期が大きな犠牲を払わなければ決して解消できないという非常に残酷な問題であると認識しなければならないのです。
では、その期とはどこになるのか、
そして100期を含む若手育成の停滞の現状を劇団はいかにするつもりなのか?
を、更に語りたかったんですが!
読まれる方も(書く方もw)、しんどくなってきたと思いますので、
本日はここで一旦打ち止めとさせて頂きます。
数日後には、其のニをアップしたいと思いますので、
そんなに期待せずにwお待ちくださいませ。
長々駄文失礼いたしました。其のニでまたお会いしましょう!
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