どうもヤジキタです!
つい先日、宙組公演『NEVER SAY GOODBYE』を観劇しまして
タイヘン!!に感動いたしましたので、この興奮が収まる前にさっそく感想を書き記したいと思います!

実はヤジキタ、『NEVER SAY GOODBYE』をいままで観たことが無かったんです。
いわゆる、タカハナコンビ(和央ようか&花總まり)は世代的に1つ前くらいに当たりまして、
生では勿論、映像でもスカイステージでチラチラと過去作を観ただけだったんですよね。
観てもいないのに何故期待していなかったの?
っと聞かれるとですね〜
宙組公演『アナスタシア』の存在なんですよ。
もろもろ後述しますが、この『アナスタシア』がヤジキタ的に直近5年くらいでNo.1おもんない公演でございまして・・・
(アナスタシアファンの方ごめんなさいm(_ _;)m)
その記憶から、また数人しか見せ場の無い一本ものか・・・、なんて思っておりましたんです。
『アナスタシア』が余りにもメインキャスト5〜6人による少人数劇だったもので(別箱で良かったのでは?と思う程)、今回の作品もさほど期待していなかったんですが、
さすが小池修一郎!
宝塚がいかに団体演劇集団であるかをよく理解しておられる!
っと称賛したくなります!
他の劇団や舞台って基本的に脚本ありきのキャストじゃないですか。
でも宝塚は逆にキャストありきの脚本を作ることが、演出家に求められる最大の仕事だと思うんですよね。
きちんと破綻の無いストーリーに仕上げながらもしっかりと劇場を盛り上げ、2番手・3番手はもちろん、4・5・6番手と様々なジェンヌを、短い時間で効率的に目立たせる事がいかに難しい事であるかは、『アナスタシア』を観れば一目瞭然だと思うんですよね。
『アナスタシア』は
ほとんどの会話を主要キャスト6、7人だけで回し、それ以外のメンツはほぼ動く背景でしか無い。(一部シーンでは動く事すら無い背景だし)
ワンシーン、ワンシーンが長尺なのに、セットや舞台装置はほぼ固定。
人を大勢駆出して背景代わりにしようとするもほぼ通行人か、そこにたまたま居た人程度の人物的背景しかないため「何故この人たちは踊って、歌ってるの? ただのフラッシュモブじゃん」としか感情がわかない。
『アナスタシア』に明確に足らないものは一本の芯になるテーマだと思うんですよね。
大きなテーマが明確に存在すれば、役名の無い人たちでも、そのテーマに少しでも添えるように努力したり工夫したりできると思うんですが、芯のない物語の通行人とは一体どんな感情で演じるのが正解なのでしょうか?
もちろんほかの作品でもフラッシュモブのようなシーンはありますし、いくら宝塚でも皆がみな意味のある役につけるほど優しい世界で無いのも理解しております。
しかし、下級生ならまだしも、そこそこの上級生まで2時間半の公演中ほぼそんな感じでは、演じる人たちも報われません!
宝塚のシステム上、いまは5番手、6番手の人でも、後にはトップ、2番手になるかもしれないのですから、しっかりと後の糧になるような作品に出演させてほしいものです。
いささか『アナスタシア』批判に熱が上がってしまいましたが、『アナスタシア』が駄作というわけではなく、宝塚ではあまり見る価値が無かった作品だと言いたいんです。
話を『NEVER SAY GOODBYE』に戻しますと、
こうした物語に込められたテーマが始まってすぐに、心に問いかけられるほどに濃密で濃淡な人間模様が描かれております。
進行の緩急のつけ方も小気味よく、長尺にも足早にもならず、
静のシーンでは少人数でしっかりと話をまとめながら「3つのなにか?」を観ている人に問いかける。
動のシーンでは舞台上を多くの人で埋めながら、それぞれの「なにか?」について、押しつけの答えではなく、「1つの思いを伝えたい」そんなパッションに燃える演出で、観ている人に「3つのなにか?」をさらに問いかけるのです。
舞台上の人物みんなにそこにいる理由があり、立場があり、魂がある。
そこまで言っては褒めすぎかもしれませんが
皆が銀橋に出て想いを歌い上げるシーンで、袖にいる名前も存じない(ごめんなさい)下級生の子が目に涙を溜めながら歌っているのを見て、きっとこの舞台はこの下級生の子にとって思い出にも成長の糧にもなるんだろうなと考えると、こちらも貰い泣きしそうでした。
小池先生の稽古は厳しいことで有名ですが、その代わりに一人でも多くの人に、しっかりと見せ場を作る気配りもできる采配は、長年の経験で培ったことなのかもしれませんが、見事でございます。
もちろん、『アナスタシア』の稲葉先生にその気持ちが無いとは思いませんし、元の作品がある以上、大きくシーンをいじる事も出来なかったのだろうと推察しますが、やはり演出家としての格の違いを感じさせられましたね。(稲葉先生だけではなく、『カサノヴァ』でオリジナル一本ものを演出した生田先生などの他の座付き作家先生と比べてもです)
もはや、この2人の事をトップコンビと呼ぶのでは?
あるいは、潤花を交えてトップトリオと呼んでも過言では無いほどに円熟味を極めつつあるマカキキコンビですが、今作でもその関係を見せつけてくれます。
ヤジキタ、公演を観るまでは、もっと真風と潤がいちゃこらする軟派なお話かなと思ってたんですが(タカハナ退団作なので)、全然違いました!
むしろトップコンビは極めて冷静に互いを見つめ、認めあい、寄り添い合い、そして別れる、硬派な関係になっております。
一方で、闘牛士への熱い思いを捨てきれ無いまま、レジスタンスの指導者となり苦悩する芹香とは、少年漫画に描かれる様な正反対な性格のライバル、からの絶対的な相棒(バディ)になるが如く、熱い関係で描かれております。
静と動がここでもしっかりと使い分けられており、真風演じるジョルジュの最期を見届けるのが、潤演じるキャサリンではなく、芹香演じるヴィンセントである所もポイントです。
タカハナコンビへの当て書きの筈なのに、まるでマカキキコンビに当て書きされたかのように感じる仕上がりでございました。
マカキキコンビだけでは無く他の宙組生も、その演技には磨きがかかり、組としての一体性、舞台の完成度はますます輝きを増しているように思います。(もちろん人事が停滞しているがゆえとも言えますが)
真風涼帆︰とにかくスマートで冷静沈着、しかし時には熱い想いをしっかりぶつける、という姿は真風のキャラクターイメージとして定着していますね。
良く言えば一本筋の通ったキャラ像、悪く言えばマンネリになりますが、周りのキャストが様々な顔を使い分けてくれる為に、ヤジキタ的には飽きずに見ていられます。
潤花︰学年と芸名を見ると、少女テイストなイメージを持ちがちではあるが、学年以上の貫禄が出てきた印象。
もともと若さ売りする印象も無かったが、10期離れた真風にもしっかりと合わせる芝居ができる安定感は、観ていて非常に安心する。
芹香斗亜︰とにかく熱い男!
時に相棒に、時にはライバルとなりしっかりと真風を支える影の女房w
作品ごとに、カメレオンのようにキャラクターの色を変え、隠しきれない熱いパッションをにじませながら、真風と共に宙組を支える2本柱の1本。
早くトップになるのを見たいと思う反面、マカキキコンビをいつまでも見ていたい葛藤でヤジキタ困っちまいますw
桜木みなと︰マカキキコンビに隠れがちではあるが、しっかりと宙組を引っ張る3番手。
頼りになる相棒には芹香斗亜、頼り無い相棒には桜木みなと、と使い分けられている印象。
相棒じゃない時には敵役になるが、『オーシャンズ11』でベネディクトを演じたが故にどうしても敵役をやるとベネディクト感が出てしまう。
真面目な性格ゆえに、まとまり過ぎてしまっているので、もう少し突き抜けた何かを見てみたい。
新公主演者たち︰一本ものとはいえ、キャラクターものでは無いため各々個性的とまで言える役柄では無いが全員台詞もしっかりあり、歌のシーンでもほぼ舞台上にいるため、個々のファンにとってはありがたや。
皆がみな熱い想いをもって演じる姿は観ていて胸に刺さります。
この中に優希しおんが入るって事は、やっぱり新人公演主演がコロナで飛んでしまったのかな〜なんて、嬉しさ半分、悲しみ半分です(ToT)
紫藤りゅう︰マジ、イケメン! ガチ、イケメン!
男臭い男役たちの中に迷い込んだ、白馬に乗った王子様w
星組時代は、周りの強すぎるオーラに隠れて目立てなかったが、硬派な顔ぶれの多い宙組にあっては、王子様然とした顔の流線やオーラは若干浮きがちではあるが、星組時代とは違いしっかり目立てているのでとても良し!
ラストに向かうシーンでの表情づくりはまるで、平家物語に描かれる武士たちの血なまぐさい争いの中に、突如現れる平敦盛の刹那的で悲劇的な描写をほうふつとさせるかのようで、一見の価値ありです!
(ごめんなさいね、気持ち悪くてw ヤジキタ、時より偏愛を抑えきれない癖があるんですよw)
聖叶亜:いやっ誰だよ!、とか言わないでくださいよ!
プロフリンク貼っときますから~
どうです?
なかなか良いお顔でしょ!
105期生になりますよ!
実はヤジキタと同郷ということもあり、前々から気にはなっていたんですが、この度初めて舞台上で発見できたので、皆さんに宣伝がてらにお知らせしたかったんですよ!
いわゆるタケノコ席で観てたんですが、銀橋ギリギリの目の前まで来てくれたので、はっきりと認知できたんですよ!
東京や大阪の人にはなかなか分からないと思いますが、地方の田舎に住んでるとやっぱり同郷の人間は気になるんですよ!
特に茨城出身ジェンヌはここ数年で、美弥るりか、七海ひろき、輝生かなで、楓ゆき、の4人が立て続けに退団してしまい、いつの間にやら聖くんと、さらに下級生の2名の計3人になってしまったんですよ!
(美弥ちゃん、カイちゃんが同時期に2人居たってなかなか奇跡ですよ!)
てな訳で皆さん覚えてくれましたか~聖叶亜(ひじりとあ)ですよ~芹香斗亜(とあ)と同じ名前の聖叶亜(ひじりとあ)ですよ~よろしくですよ~これであなたも聖くんの存在を認知してしまいましたよ~ヒッヒッヒwww
はいっ! ほんと、すいません! まとめます!
とにかく初めは期待していなかった、『NEVER SAY GOODBYE』だったんですが、観劇できて本当に良かったです!
なんなら、1回しか観なかった事を後悔してるくらいです。
コロナの影響などで観劇意欲が若干落ちていたのですが、こんなにも熱い舞台を見せつけられたら、やっぱり劇場に直接足を運んで観なければと、決意を新たにしております!
真風涼帆の去就が、徐々に界隈でも意識され始めておりますが、裏を返せばそれだけ真風体制は円熟味を増している証拠でもあります。
マンネリと円熟は紙一重の存在ながらも全く別物でありますが、いつそれが入れ替わってもおかしくないバランスと緊張感の中にある今の宙組は、
と感じさせてくれる素晴らしい舞台でした!
残念ながら公演は5月1日で終了してしまいますが、ライブビューイングやBlu-rayやスカイステージ、なんでもいいのでまだ見ていない方はぜひとも一度はご覧くださいませ。
駄文長々失礼いたしました。それでは皆様、劇場でお会いしましょう。
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つい先日、宙組公演『NEVER SAY GOODBYE』を観劇しまして
タイヘン!!に感動いたしましたので、この興奮が収まる前にさっそく感想を書き記したいと思います!

あまり期待していなかったんです
実はヤジキタ、『NEVER SAY GOODBYE』をいままで観たことが無かったんです。いわゆる、タカハナコンビ(和央ようか&花總まり)は世代的に1つ前くらいに当たりまして、
生では勿論、映像でもスカイステージでチラチラと過去作を観ただけだったんですよね。
観てもいないのに何故期待していなかったの?
っと聞かれるとですね〜
宙組公演『アナスタシア』の存在なんですよ。
もろもろ後述しますが、この『アナスタシア』がヤジキタ的に直近5年くらいでNo.1おもんない公演でございまして・・・
(アナスタシアファンの方ごめんなさいm(_ _;)m)
その記憶から、また数人しか見せ場の無い一本ものか・・・、なんて思っておりましたんです。
格の違いを見せつけた小池修一郎
『アナスタシア』が余りにもメインキャスト5〜6人による少人数劇だったもので(別箱で良かったのでは?と思う程)、今回の作品もさほど期待していなかったんですが、さすが小池修一郎!
宝塚がいかに団体演劇集団であるかをよく理解しておられる!
っと称賛したくなります!
他の劇団や舞台って基本的に脚本ありきのキャストじゃないですか。
でも宝塚は逆にキャストありきの脚本を作ることが、演出家に求められる最大の仕事だと思うんですよね。
きちんと破綻の無いストーリーに仕上げながらもしっかりと劇場を盛り上げ、2番手・3番手はもちろん、4・5・6番手と様々なジェンヌを、短い時間で効率的に目立たせる事がいかに難しい事であるかは、『アナスタシア』を観れば一目瞭然だと思うんですよね。
『アナスタシア』は
ほとんどの会話を主要キャスト6、7人だけで回し、それ以外のメンツはほぼ動く背景でしか無い。(一部シーンでは動く事すら無い背景だし)
ワンシーン、ワンシーンが長尺なのに、セットや舞台装置はほぼ固定。
人を大勢駆出して背景代わりにしようとするもほぼ通行人か、そこにたまたま居た人程度の人物的背景しかないため「何故この人たちは踊って、歌ってるの? ただのフラッシュモブじゃん」としか感情がわかない。
『アナスタシア』に明確に足らないものは一本の芯になるテーマだと思うんですよね。
大きなテーマが明確に存在すれば、役名の無い人たちでも、そのテーマに少しでも添えるように努力したり工夫したりできると思うんですが、芯のない物語の通行人とは一体どんな感情で演じるのが正解なのでしょうか?
もちろんほかの作品でもフラッシュモブのようなシーンはありますし、いくら宝塚でも皆がみな意味のある役につけるほど優しい世界で無いのも理解しております。
しかし、下級生ならまだしも、そこそこの上級生まで2時間半の公演中ほぼそんな感じでは、演じる人たちも報われません!
宝塚のシステム上、いまは5番手、6番手の人でも、後にはトップ、2番手になるかもしれないのですから、しっかりと後の糧になるような作品に出演させてほしいものです。
いささか『アナスタシア』批判に熱が上がってしまいましたが、『アナスタシア』が駄作というわけではなく、宝塚ではあまり見る価値が無かった作品だと言いたいんです。
話を『NEVER SAY GOODBYE』に戻しますと、
「自由とはなにか? 命とはなにか? そして愛とはなにか?」
こうした物語に込められたテーマが始まってすぐに、心に問いかけられるほどに濃密で濃淡な人間模様が描かれております。
進行の緩急のつけ方も小気味よく、長尺にも足早にもならず、
静のシーンでは少人数でしっかりと話をまとめながら「3つのなにか?」を観ている人に問いかける。
動のシーンでは舞台上を多くの人で埋めながら、それぞれの「なにか?」について、押しつけの答えではなく、「1つの思いを伝えたい」そんなパッションに燃える演出で、観ている人に「3つのなにか?」をさらに問いかけるのです。
舞台上の人物みんなにそこにいる理由があり、立場があり、魂がある。
そこまで言っては褒めすぎかもしれませんが
皆が銀橋に出て想いを歌い上げるシーンで、袖にいる名前も存じない(ごめんなさい)下級生の子が目に涙を溜めながら歌っているのを見て、きっとこの舞台はこの下級生の子にとって思い出にも成長の糧にもなるんだろうなと考えると、こちらも貰い泣きしそうでした。
小池先生の稽古は厳しいことで有名ですが、その代わりに一人でも多くの人に、しっかりと見せ場を作る気配りもできる采配は、長年の経験で培ったことなのかもしれませんが、見事でございます。
もちろん、『アナスタシア』の稲葉先生にその気持ちが無いとは思いませんし、元の作品がある以上、大きくシーンをいじる事も出来なかったのだろうと推察しますが、やはり演出家としての格の違いを感じさせられましたね。(稲葉先生だけではなく、『カサノヴァ』でオリジナル一本ものを演出した生田先生などの他の座付き作家先生と比べてもです)
真風・芹香は最高のバディだ!
もはや、この2人の事をトップコンビと呼ぶのでは?あるいは、潤花を交えてトップトリオと呼んでも過言では無いほどに円熟味を極めつつあるマカキキコンビですが、今作でもその関係を見せつけてくれます。
ヤジキタ、公演を観るまでは、もっと真風と潤がいちゃこらする軟派なお話かなと思ってたんですが(タカハナ退団作なので)、全然違いました!
むしろトップコンビは極めて冷静に互いを見つめ、認めあい、寄り添い合い、そして別れる、硬派な関係になっております。
一方で、闘牛士への熱い思いを捨てきれ無いまま、レジスタンスの指導者となり苦悩する芹香とは、少年漫画に描かれる様な正反対な性格のライバル、からの絶対的な相棒(バディ)になるが如く、熱い関係で描かれております。
静と動がここでもしっかりと使い分けられており、真風演じるジョルジュの最期を見届けるのが、潤演じるキャサリンではなく、芹香演じるヴィンセントである所もポイントです。
タカハナコンビへの当て書きの筈なのに、まるでマカキキコンビに当て書きされたかのように感じる仕上がりでございました。
”黄金の宙”キャスト別評
マカキキコンビだけでは無く他の宙組生も、その演技には磨きがかかり、組としての一体性、舞台の完成度はますます輝きを増しているように思います。(もちろん人事が停滞しているがゆえとも言えますが)真風涼帆︰とにかくスマートで冷静沈着、しかし時には熱い想いをしっかりぶつける、という姿は真風のキャラクターイメージとして定着していますね。
良く言えば一本筋の通ったキャラ像、悪く言えばマンネリになりますが、周りのキャストが様々な顔を使い分けてくれる為に、ヤジキタ的には飽きずに見ていられます。
潤花︰学年と芸名を見ると、少女テイストなイメージを持ちがちではあるが、学年以上の貫禄が出てきた印象。
もともと若さ売りする印象も無かったが、10期離れた真風にもしっかりと合わせる芝居ができる安定感は、観ていて非常に安心する。
芹香斗亜︰とにかく熱い男!
時に相棒に、時にはライバルとなりしっかりと真風を支える影の女房w
作品ごとに、カメレオンのようにキャラクターの色を変え、隠しきれない熱いパッションをにじませながら、真風と共に宙組を支える2本柱の1本。
早くトップになるのを見たいと思う反面、マカキキコンビをいつまでも見ていたい葛藤でヤジキタ困っちまいますw
桜木みなと︰マカキキコンビに隠れがちではあるが、しっかりと宙組を引っ張る3番手。
頼りになる相棒には芹香斗亜、頼り無い相棒には桜木みなと、と使い分けられている印象。
相棒じゃない時には敵役になるが、『オーシャンズ11』でベネディクトを演じたが故にどうしても敵役をやるとベネディクト感が出てしまう。
真面目な性格ゆえに、まとまり過ぎてしまっているので、もう少し突き抜けた何かを見てみたい。
新公主演者たち︰一本ものとはいえ、キャラクターものでは無いため各々個性的とまで言える役柄では無いが全員台詞もしっかりあり、歌のシーンでもほぼ舞台上にいるため、個々のファンにとってはありがたや。
皆がみな熱い想いをもって演じる姿は観ていて胸に刺さります。
この中に優希しおんが入るって事は、やっぱり新人公演主演がコロナで飛んでしまったのかな〜なんて、嬉しさ半分、悲しみ半分です(ToT)
紫藤りゅう︰マジ、イケメン! ガチ、イケメン!
男臭い男役たちの中に迷い込んだ、白馬に乗った王子様w
星組時代は、周りの強すぎるオーラに隠れて目立てなかったが、硬派な顔ぶれの多い宙組にあっては、王子様然とした顔の流線やオーラは若干浮きがちではあるが、星組時代とは違いしっかり目立てているのでとても良し!
ラストに向かうシーンでの表情づくりはまるで、平家物語に描かれる武士たちの血なまぐさい争いの中に、突如現れる平敦盛の刹那的で悲劇的な描写をほうふつとさせるかのようで、一見の価値ありです!
(ごめんなさいね、気持ち悪くてw ヤジキタ、時より偏愛を抑えきれない癖があるんですよw)
聖叶亜:いやっ誰だよ!、とか言わないでくださいよ!
プロフリンク貼っときますから~
どうです?
なかなか良いお顔でしょ!
105期生になりますよ!
実はヤジキタと同郷ということもあり、前々から気にはなっていたんですが、この度初めて舞台上で発見できたので、皆さんに宣伝がてらにお知らせしたかったんですよ!
いわゆるタケノコ席で観てたんですが、銀橋ギリギリの目の前まで来てくれたので、はっきりと認知できたんですよ!
東京や大阪の人にはなかなか分からないと思いますが、地方の田舎に住んでるとやっぱり同郷の人間は気になるんですよ!
特に茨城出身ジェンヌはここ数年で、美弥るりか、七海ひろき、輝生かなで、楓ゆき、の4人が立て続けに退団してしまい、いつの間にやら聖くんと、さらに下級生の2名の計3人になってしまったんですよ!
(美弥ちゃん、カイちゃんが同時期に2人居たってなかなか奇跡ですよ!)
てな訳で皆さん覚えてくれましたか~聖叶亜(ひじりとあ)ですよ~芹香斗亜(とあ)と同じ名前の聖叶亜(ひじりとあ)ですよ~よろしくですよ~これであなたも聖くんの存在を認知してしまいましたよ~ヒッヒッヒwww
(まとめ)宙組、魂の公演
はいっ! ほんと、すいません! まとめます!とにかく初めは期待していなかった、『NEVER SAY GOODBYE』だったんですが、観劇できて本当に良かったです!
なんなら、1回しか観なかった事を後悔してるくらいです。
コロナの影響などで観劇意欲が若干落ちていたのですが、こんなにも熱い舞台を見せつけられたら、やっぱり劇場に直接足を運んで観なければと、決意を新たにしております!
真風涼帆の去就が、徐々に界隈でも意識され始めておりますが、裏を返せばそれだけ真風体制は円熟味を増している証拠でもあります。
マンネリと円熟は紙一重の存在ながらも全く別物でありますが、いつそれが入れ替わってもおかしくないバランスと緊張感の中にある今の宙組は、
まさしく黄金時代なのだ!
と感じさせてくれる素晴らしい舞台でした!
残念ながら公演は5月1日で終了してしまいますが、ライブビューイングやBlu-rayやスカイステージ、なんでもいいのでまだ見ていない方はぜひとも一度はご覧くださいませ。
駄文長々失礼いたしました。それでは皆様、劇場でお会いしましょう。
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